大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の勢いが止まらない。
現地9月22日のコロラド・ロッキーズ戦で4安打の固め打ちを見せ、打率3割に復帰。55本塁打、55盗塁の「55-55」達成への予感を濃厚に漂わせるなか、MLBでのトリプルスリーという日本人史上初となる快挙への夢も膨らませている。
日本時間23日、大谷の打数は611(打席は703)で、184安打の打率.301。では、あと何本のヒットを打てば、トリプルスリーを達成できるのか。ドジャースの残り試合数は「6」で、9月18日のマイアミ・マーリンズ戦以降の直近6試合における大谷の打数は「28」。もちろん、四球や犠飛による多少の誤差は生じるはずだが、残り6試合の打数も直近6試合と同じと仮定した場合、以下の計算となる。
■残り28打数の場合
28打数1安打(639-185).290
28打数2安打(639-186).291
28打数3安打(639-187).293
28打数4安打(639-188).294
28打数5安打(639-189).296
28打数6安打(639-190).297
28打数7安打(639-191).299
28打数8安打(639-192).300
28打数9安打(639-193).302
この数値が示すように、ひとつの目安になるのは「8安打」かもしれない。1試合1安打以上のノルマは決してイージーとは言えないが、いわばゾーンに入っている今の大谷にはまったく問題のない数字にも映る。ちなみに、7安打の場合は「26打数」が打率3割キープの条件。27打数7安打では.299となる。8安打を放てば、29打数でも3割ぴったり(640打数192安打)だ。
■残り25打数以下の達成ライン
22打数6安打(633-190).300
23打数6安打(634-190).300※
24打数7安打(635-191).300
25打数7安打(636-192).300
※小数点以下第4位を四捨五入した場合に3割。
前人未到の「55-55」達成に向けた本塁打数(残り2)はもちろん、その安打数への関心も高まるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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