アレンジ河内音頭でやりたい放題!
いよいよメインイベントとなる盆踊りの時間です。見取り図の2人がやぐらに移動すると、その周囲にお客さんがぎっしり詰めかけます。やぐらの下段には、大阪の盆踊りチーム「スターダスト河内」「黒法被軍団」ら17人の踊り手がスタンバイ。スタンドの照明が消えて、やぐらの明かりのみになるとカラフルな提灯が浮かび上がり、一気に盆踊りムードが高まります。
ここでスペシャルゲストの伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸をやぐらに呼び込むと、大きな歓声が。菊水丸は「全国を回ってきましたが、こんなに涼しいやぐらは初めてです!」と“日本最遅”をうたう盆踊りの開催を喜びました。
出典: FANY マガジン
まずは、菊水丸が見取り図の2人の経歴を歌詞にしたオリジナルの河内音頭「見取り図物語」を披露。祝い打ちの和太鼓で景気づけると、やぐらのまわりにお客さんの手拍子が鳴り響きます。15分にわたる大作で、見取り図の歴史が語られました。
続いては芸人も大集合して、バンドの生演奏とともに、ボブ・マーリーの名曲をアレンジしたレゲエ風など、趣向を凝らした河内音頭を楽しみます。メインステージではギャロップ・林をやぐらに見立ててぐるぐる回ったり、さや香・石井がキレキレの盆踊りを披露したり、ジェラードン・かみちぃがエアギターを披露したりと、ボケ放題、やりたい放題!
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そして、菊水丸のコーラスを従えた盛山の生歌による「もりちゃん音頭」でフィナーレへ。みんなで残り少ない夏を惜しむかのように踊り、大団円となりました。
「“もりちゃん音頭”楽しいですね。サビが好きです」と菊水丸にお墨付きをもらった盛山は、感無量の表情。「みなさんのおかげで、この熱狂がうまれました!」と叫び、歴史に残る“日本最遅”の盆踊りイベントは幕を下ろしました。
出典: FANY マガジン
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「菊水丸師匠のコーラスで歌うのは緊張した」
終演後、見取り図の2人が囲み会見に応じました。「やってみてわかりました! 盆踊りとお笑いの相性は100%!」と、興奮冷めやらぬリリー。最後の盆踊りの50分で7000キロカロリー消費したという盛山も、汗だくでやりきった表情です。
人前で初披露となった「もりちゃん音頭」について盛山は、「急遽、菊水丸師匠がコーラスをしてくださることになって、めちゃくちゃ緊張しました。絶対に音程やリズムを狂わしたらあかんと思って。こんな豪華なコーラスないですよ!」と心境を明かします。リリーも菊水丸作の「見取り図物語」について振り返り、「自分の人生が盆踊りになると思わなかった」と感慨深げです。
出典: FANY マガジン
浴衣を着て参加してくれたお客さんに対して、リリーが「いいお客さんたちに愛してもらっている。僕たちが楽しんでいることを一緒に楽しんでくれるのがすごくうれしい。感動しましたね」と嚙みしめると、盛山も「この時期に浴衣を着るのは、億劫だったと思うんですけど。振付を覚えて、浴衣で一緒に踊ってくれてうれしかったです」と感謝を語りました。
今回の大成功を受け、「夏の恒例行事にしたいです。できれば本当のお盆にやりたいです!」と意気込む盛山。「来年は、ぜひ記者のみなさんも浴衣で来てください!」と自信たっぷりに報道陣にすすめる一幕もあり、強い手ごたえを感じている様子でした。
出典: FANY マガジン