話芸のトークのスペシャリスト、兵動大樹がノンストップで喋り続ける恒例のトークライブ『兵動大樹のおしゃべり大好き。』シリーズ第46回目の公演が、9月21日(土)に大阪・中之島のフェスティバルホールで開催されました。憧れのこの会場で上演するのは今回で3回目! 「これまでの感謝の気持ちを込めて」とサプライズ満点の豪華オープニングアクトから始まり、おなじみのひとりしゃべりも絶好調。満員のお客さんを大いに喜ばせました。
出典: FANY マガジン
恒例の豪華オープニングアクトは吉本新喜劇からスタート
『兵動大樹のおしゃべり大好き。』は、この1年間、兵動の身に起きた出来事をしゃべり続ける人気イベントです。今年のツアーは9月7日(土)の北海道公演から全国12カ所で開催される予定で、この日の大阪公演は初っ端から驚きの演出が盛りだくさんでした。
まずは、このイベントの前説ですっかりおなじみの藤田兄さんが登場し、時候の挨拶でお客さんを和ませます。ところが、そこに「兵動が楽屋から出てこない」という情報が舞い込み……。
「これは一大事や!」と慌てて舞台袖へ戻る藤田兄さん。すると突然、新喜劇のテーマが鳴り響き、新喜劇がスタート! 兵動のマネージャー役を内場勝則、兵動役を今別府直之、スタッフ役を谷川友梨が演じ、兵動が楽屋から出てこない状況を新喜劇で笑いたっぷりに演じます。
出典: FANY マガジン
兵動が楽屋に籠城した理由は、「おもしろいエピソードが浮かばないからしゃべりたくない」というもので、さらに出囃子の音楽についても言及します。兵動が以前、フェスティバルホールで槇原敬之のコンサートを観て感動したのがきっかけで、「自分もいつか、フェスティバルホールでライブをやれたらな……」と思ったそうで、「だから出囃子は、槇原敬之さんの生歌がええねん! 生歌じゃなかったら出えへん!」とわがままを言う兵動に、内場マネージャーは「私にお任せください。願いを叶えます」と断言して……。
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まさかの槇原敬之登場に会場大喜び
なんと、内場の掛け声とともに「世界に一つだけの花」のイントロが鳴り響き、登場したのは槇原敬之本人!
そのとたん地鳴りのような歓声が上がり、同時に自然と手拍子が起きました。サビに入る直前、槇原が「皆さん、手を上に上げて! いきますよ~、さんはい!」とお客さんを誘導すると、メロディに合わせて一斉に手を上げ、左右に振って会場は一体感に包まれました。
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感動が覚める間もなく続けざまに「どんなときも。」を歌唱。その途中、槇原が「お待たせしました! おしゃべり大好き、兵動大樹!」と呼び込むと、兵動が客席から登場! 兵動はお客さんの大歓声に応えながらゆっくりステージに向かい、ステージに上がった途端、槇原に土下座しながら「ありがとうございます!」と最大の感謝を伝えました。
歌唱後も「ものっすご無理言って、すいませんでした」と頭を下げる兵動に、「とんでもないです。喜んで!」と槇原は笑顔で応えます。
兵頭が槇原のライブを観たのがきっかけで、憧れのフェスティバルホールでライブを開催して3年。これまでの3公演ともチケットはすべて完売し、そこで「自分自身のご褒美として『来てもらえませんか?』と槇原さんに言うたんです」と槇原にオファーした経緯を説明しました。
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「ふつうなら、半年くらい前に声をかけないといけないのに、2カ月前に『どうでしょう?』と言うてしまったんです。それでも槇原さんは『スケジュールを確認します』と言ってくださった」
しかも、歌もリクエストに応えてくれたとのことで、兵動は感激しきり。「ただ、お呼びして何なんですけど……」と兵動が続けます。
「『世界に一つだけの花』のときに、(全員で手を上げて振る動作を)モニターで観てて、『もう、エンディングやんか!』と。あれはもう“終わり”ですわ」
これには槇原もお客さんも大笑いでした。
出典: FANY マガジン
驚きのオープニングアクトのあと、おしゃべりがスタート。おなじみの家族のことや年齢の話など、予定時間をオーバーするほどしゃべり続け、お客さんも大満足の様子でした。