あるアメリカ人脳外科医が、天国は“フライドチキンの匂い”がすると主張している。
エベン・アレグザンダー医師は、大腸菌感染症で脳が侵された後、担当医師によって生命維持装置が切られそうになったが、1週間の昏睡状態の間に天国のような次元を旅していたそうで、そこには肉の「鮮烈な香り」が広がっていたという。
さらにアレグザンダー氏は、天国にはマシュマロの雲と肥沃な生い茂る緑の谷があり、滝が水晶のようなプールに流れ込んでいたと明かす。
自著「ア・マップ・オブ・ヘヴン」の中でアレグザンダー氏は「私は青黒いビロードのような空が金色の光で満たされ、天使の聖歌隊が雲にきらめく軌跡を残しているのを目撃した」と綴り、天国を見たことがあると主張する人々を金輪際否定しないと語っている。
「私の脳の知識では体外離脱や天使との出会いといったものは、脳が外傷を受けた時に起こる幻覚だと確信していた」
「それから最も劇的な状況を通して、自分が間違っていたという証拠を発見することとなった」