コーナーをドリフトし、ギュルルルルルル!!と今にもタイヤと路面の摩擦音が聞こえてきそうな迫力満点の誕生日ケーキ。

 実はこれ、ドライブが趣味で年3万キロほど走るというゆぅせりさんのために妻が作ってくれたもの。ドリフトで生じた白煙もホイップクリームで再現するなど、その発想力とアイデアに驚かされます。

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 コーナーに置かれているパイロンもチョコ菓子のアポロで再現するなど、細かな部分にも遊び心があふれている誕生日ケーキのドリフトタルト。食べられないのはミニカーの部分だけなのだとか。いや、全部もったいなくて食べられない!

 さらに驚かされるのは、ゆぅせりさんの妻がドリフトタルトを作ったのは今回だけではないこと。2024年のバレンタインデーや2023年のクリスマスにも作っています。



 バレンタインデーの時は雪が少し積もった路面を、クリスマスの時は舗装されていない道でドリフトしているラリーのようにも見え、どの作品も趣向を凝らしていて夫への愛情が伝わってきます。



■ 趣味でこのクオリティー!

―― ドリフトタルトのアイデアはどうやって思いついたのでしょうか?

 (ゆぅせりさんの妻)ネットサーフィンをしている中で思いつきました。

―― 洋菓子職人が作ったようなクオリティーですが、趣味でよく作っているのでしょうか?

 (ゆぅせりさんの妻)お菓子作りは誕生日やバレンタインなど、イベントの時ぐらいしかしませんが好きです。

―― それで、このクオリティー!?ドリフトタルトを初めて見た時の心境を教えてください。

 (ゆぅせりさん)この発想は僕にはまず出来ないので、クリエイティブ思考的で尊敬しています。

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 ドライブが趣味で車が大好きなゆぅせりさんには、最高のプレゼントになったのではないでしょうか。

 ちなみに、ゆぅせりさんの妻はドリフトタルトを作るのはもう満足したようで、「この形のケーキは作らない」と明言。残念な気持ちはあるものの、逆に次はどんなケーキを作るのか楽しみでもあります。

<記事化協力>

ゆぅせりさん(@CelicaRacing

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024092501.html