元読売ジャイアンツの元木大介氏が、自身のYouTube『元木大介チャンネル』で、優勝マジックを4としている読売ジャイアンツについて語った。

■巨人の6連戦を振り返り

元木氏が18日から23日までの読売ジャイアンツ6試合を振り返った今回の動画。

それぞれの試合を解説した同氏は「戦い方は苦しかったと思う。やっぱり後ろが見えてきてるから。そのなかでカープを倒し、DeNAを倒し、タイガースをなんとか1勝1敗で。この6連戦は苦しかったけど、ジャイアンツの最低ラインのなかで、思い通りに来たんじゃない?」分析した。

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■「ホっとしないでほしい」

スタッフが「広島も優勝間違いなしというところから落ちた」と指摘すると、「2ゲーム差がついたからといって、ホっとしないでほしいね」と元木氏は語る。

続けて「今日は試合がないけど、明日明後日はあるでしょ。タイガースは試合がないからね。そこで2連敗したら、1ゲーム差になるからね」とコメント。

さらにスタッフが「逆に2連勝したら…」と声をかけると、「2連勝したら見えるでしょ。タイガースも1敗もできない状態になるから。最短で金曜日か。3連勝で行って、タイガースが金曜日に負ければ決まりだからね。 4年ぶりの、もう本当に待ちに待った」と巨人優勝に期待を寄せた。

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■早く優勝してほしい

元木氏は「早く優勝してほしい。こっちも応援してるし、結果が見えてきたから。この1週間は本当にいい形で乗り越えてきたわけだから、そのままの勢いでね。油断せず」と語る。

続けて「巨人は残り6試合6試合でしょ。 早く3勝しようよ。 タイガースが5試合。1敗でもすればきついよね。 だから昨日(23日)の試合がデカい。両方が負けられない試合だからね。まだジャイアンツは負けられるというね」と23日の阪神戦で巨人が勝利したことが大きいという見方を示す。

そのうえで「その余裕が油断になることもあるのでね、ここは一気に叩き込みたいという気持ちでやってほしいし、やると思います」と分析した。

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■優勝にもっとも近い状況に

阿部慎之助監督が就任した今季の読売ジャイアンツ。春先は極度の貧打に悩んだものの、エリエ・ヘルナンデス選手の加入もあり、得点力が向上。8月までAクラスをキープした。

9月、広島東洋カープの失速で首位に浮上した巨人は鬼門のマツダスタジアムで広島相手に3連勝。優勝争いを優位に進め、現在マジック4となっている。

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■元木大氏が巨人の現状を分析
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治