力の違いを見せつけた。
J1の横浜F・マリノスは9月25日、天皇杯の準々決勝でJ2のレノファ山口FCと対戦。5-1で圧勝した。
この試合で嬉しいプロ初ゴールを決めたのが山根陸だ。0-0で迎えた16分、ボックス手前でジャン・クルードの横パスを受けると、迷わず右足を振り抜く。強烈なミドルシュートを叩き込んだ。
試合後のフラッシュインタビューで、プロ3年目の21歳は「ジャンが落ち着いて落としてくれたので、もう振るだけだなと思いました」と記念すべき一発を振り返る。
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チームは最後まで攻撃の手を緩めなかった。代名詞“アタッキングフットボール”でゴールラッシュ。山根も勝利を噛みしめる。
「光州戦、広島戦、情けない試合をしてしまったので、今日は本当に勝つしかなかったし、自分としても本当に責任を感じていたので。1つ結果が出たのは良かったです」
ACLEの光州戦は3-7、続くJ1第31節の広島戦は2-6と、2試合連続で大量失点の敗戦。だが、山口戦では本来の姿を取り戻し、白星を掴んだ。
ファイナル進出を懸けて、準決勝で対峙するのはガンバ大阪。山根は「まず1つ、進めたのは良かったですけど、優勝が目標なので、次、ガンバですけど、しっかり勝てるように準備したいと思います」と気合を入れた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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