朝ドラ「虎に翼」の脚本家・吉田恵里香氏が、9月25日に放送された情報番組「クローズアップ現代」(NHK)に出演。今回の朝ドラについて「わりと“どストレート”に直球の球を投げていく方法」で伝えたと語った。

朝ドラ「虎に翼」の脚本家である吉田恵里香氏が、桑子真帆アナのインタビューに対応。桑子アナが報道に携わって「当事者の声にこそ力がある、伝わるんじゃないかということを信じていて、その力を信じて届けようと思っている姿勢だが、エンタメは逆にアプローチが全然違うと思っていて」と話を向けると、吉田氏は「報道とかだと、変な話、真実しか伝えちゃいけないじゃないですか。エンターテイメントは責任がないということではなくて、正しくないやり方で 伝えることもできるっていうか。間違った人を見せ続けるということでもやれるし、今回はここまで踏み込もうというさじ加減も作れるし、切り口とか味付け、風味などを調整できて度合いを変えられるるのが大きいのかなと思う」とコメント。

その上で、今回の朝ドラについて吉田氏は「正解かはわからないですけど、真っ当に、わりと“どストレート”に直球の球をを投げていく方法がいいのかなと思った」と語った。