シンガーソングライターのさユりさんが9月20日、急逝したことがわかった。享年28。27日、公式SNSで発表された。

公式Twitter(X)に夫・アマアラシさん名義で投稿された「皆様へ大切なお知らせ」では、「さユりが、9月20日に永眠致しました」と報告。

葬儀は「ご遺族の意向により親族と関係者のみで判り行われました。さユりに対する生前のご厚情に心より感謝申し上げますとともに、皆様と心からご冥福をお祈りしたいと思います」と説明している。

さユりさんは2015年に1stシングル「ミカヅキ」でメジャーデビュー。翌年リリースした2ndシングル「それは小さな光のような」は、アニメ「僕だけがいない街」(フジテレビ系)のエンディングテーマに起用された。

2018年には、6thシングル「月と花束」がアニメ「Fate/EXTRA Last Encore」エンディングテーマに、2019年には7thシングル「航海の唄」がアニメ「僕のヒーローアカデミア」のエンディングテーマに起用されるなど活躍した。

私生活では今年3月、音楽ユニット・ミセカイのアマアラシさんと結婚。7月に「少し前から発声時に違和感があり、思うように声を出すことが出来なくなっていました。病院にかかったところ機能性発声障害と診断されました。声が震えたり裏返ったり掠れたり筋肉が意思と反した動きをしてしまい、歌うことが難しい状況が続いています。治すためにリハビリに専念する時間が必要で、しばらく歌唱活動をお休みすることにしました」「歌えないことがすっごく悔しいです。声を使って表現して世の中と関わり合ってきたのに、それが出来なくて色んな物事や景色から自分がプツンと切り離されたみたいで、でももどかしさと同じ分治す為に前向きです」と報告し、8月には「歌えないしつまんないな、じゃあ何しようかなあと思って、とりあえず勢いで自動車教習所に通い始めました 仮免受かった」とSNSで明かしていた。