今夏に英2部のリーズに加入した田中碧が、イングランドの地で高評価を受けている。
現地8月31日に行なわれたハル戦(2-0)で新天地デビューを飾った田中は、ここまでの直近3試合で途中出場。9月21日のカーディフ戦(2-0)では90分から投入されたものの、25本のパスをすべて成功させるなど小さくないインパクトを残した。
英メディア『Football League World』は、そんな26歳の先発起用を推奨しているようで、「リーズは今季、ボール保持に苦労していると非難されてきた。より多くのチャンスを生み出すのには、イリア・グルエフまたはイーサン・アンパドゥのいずれかをジョー・ロスウェルか田中碧のどちらかと代えることだ」と見解を示した。
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また日本人MFのパフォーマンスについても、以下のように賛辞を贈っている。
「彼のパスは、よりパンチが効いており、守備的なMFの隣で良いバランスを取れる。創造的なひらめきをもたらし、リーズに異なる次元を提供するはずだ。田中が先発に定着するのは時間の問題であり、真の支配力を発揮するだろう。彼は自信に満ちているように見え、一瞬でも素早くパスを出すことをためらわなかったが、これはリーズの他の選手にはないものだ」
リーズは28日にホームでコベントリーと対戦するが、田中の移籍後初スタメンはあるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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