毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』(関西ローカル/カンテレドーガ・TVerで配信あり)。9月28日(土)13:00からは、「今年の秋もすごいぞ!ブラマヨ小杉が行くユニバーサル・スタジオ・ジャパンの裏側SP」を放送。その中から“ハロウィーン・ホラーナイトの裏側”について一足先にご紹介します。
“こわい”を超えた“こわ楽しい”がテーマ!
©関西テレビ
2023年に訪れたゲストは1600万人と、テーマパーク来場者数で世界第3位になったユニバーサル・スタジオ・ジャパン(米テーマエンターテインメント協会の調査)。9月6日から開催中の秋の一大イベントが、パークにゾンビたちが現れる“ストリート・ゾンビ”でおなじみの《ハロウィーン・ホラーナイト》です。
今年は“こわい”を超えた“こわ楽しい”をテーマに、ゾンビからゲストを守る新演出“ブルーローズ隊”が登場するなどパワーアップ。装飾、特殊効果など様々な部門で数ヶ月にわたり準備や練習を重ねてきました。
開幕4日前の夜10時過ぎ、閉園後の静まり返ったパーク内で最終リハーサルに参加していたのは、ハロウィーン・ホラーナイト ストリート・ゾンビ統括プロデューサーの池崎達也さん。「めちゃくちゃ歩きますね。もう多い日は2万歩、3万歩いく時もあります。全エリア必ず見ます」と歩きながら話し、広大なパーク内全てを見て回って、修正すべき点はないかなどチェックしていきます。
(広告の後にも続きます)
怖さを演出する細部に至るまでチェック!
©関西テレビ
すると、ゾンビたちが池崎さんに次々近づいては「迷子になっちゃった……」「あ~そ~ぼ~!」などと話しかけてきました。そうしたゾンビの動きや言葉のやりとりも確認するほか、ゾンビが持っているチェーンソーの音やオイルの匂い、ゾンビを配置する場所など、怖さを演出する細部に至るまでチェック。
リハーサル終了は日付が変わった午前0時半で、さらに午前2時からはリハーサルでの修正点を話し合う会議が行われていました。
そして迎えたハロウィーン・ホラーナイト初日。構想に1年以上、準備や練習に数ヶ月を費やし、新たな挑戦も取り入れた今年のイベント。午後6時、“ストリート・ゾンビ”がいよいよスタートしました。
©関西テレビ
ディテールまでこだわり抜いたゾンビたちが現れると、ゲストは叫びながら逃げ惑ったり“推しゾンビ”と一緒に踊ったりと大盛り上がり。その様子に池崎さんは「ゲストにどう楽しんでもらうかをずっと考えてやってきました。世界最高のエンターテイメントを届けるにはどうしたらいいか、何度も試行錯誤を繰り返して、つらいこともあったんですが、一気に疲れも吹き飛びました(笑)」と、手ごたえをつかんでいる様子でした。