飲酒運転の疑いを受けているグループ「BTS(防弾少年団)」のSUGA(31)に1500万ウォン(約160万円)の罰金刑が下された。
30日に法曹界によると、ソウル西部地方裁判所は27日、道路交通法違反(飲酒運転)の疑いを受けるSUGAに罰金1500万ウォンの略式命令を下した。
略式命令は裁判なく罰金や過怠料などを処分する手続きだ。略式命令を受けた当事者は、不服の場合、略式命令文を送達された後、1週間以内に正式な裁判を請求することができる。
検察は10日、SUGAを罰金1500万ウォンで略式で起訴した。
現在社会服務要員として勤務しているSUGAは、先月6日夜11時15分ごろ、ソウル市ヨンサン(龍山)区ハンナムドン(漢南洞)の自宅近くで酒を飲んで電動スクーターに乗った疑いを受けている。SUGAが電動スクーターを運転して倒れたまま警察に発見された当時、血中アルコール濃度の数値は0.227%で「泥酔状態」だったと調査された。
道路交通法上、血中アルコール濃度の数値が0.08%以上であれば免許取消処分と1年以上2年以下の懲役、500万ウォン(約54万円)以上1000万ウォン(約110万円)以下の罰金が課される。
しかし、0.2%超の場合、2年以上5年以下の懲役、1000万ウォン以上2000万ウォン(約210万円)以下の罰金で処罰が強化される。