バンカーから脱出するコツ2「ヒザの高さはキープ」
フォローまでヒザの高さをキープ!
コンパクトに振れば上下動しない
バンカーのスイングは、スリークォーターかハーフスイングに統一。つねに同じ振り幅なら、ヒザの角度が変わらず、ショットが安定する。
球をすくい上げる
フォローでヒザが伸びて体が起き上がると、ホームランやトップのミスが出る。大振りをするほど、このミスが出やすくなる。
無理に打ち込む
体が沈みこんで、左右のヒザの高さが変わってしまう。アドレスでヒザを深く曲げていれば、上から打ち込む必要はない。
1センチ曲げたヒザの角度を保ち続ける
球の高さをそろえるには、スイング中の両ヒザの高さを保つことが必須。ヒザを1センチ深く曲げたら、その角度をフォローまで保ち続けてください。
それにはコンパクトなスイングが欠かせません。足場が不安定なバンカーで大振りすると、ヒザの高さが変わってしまうからです。スリークォーターかハーフスイングに統一し、つねに同じ振り幅にしましょう。
また、無理に上から打ち込んだり、球をすくい上げたりするのもNG。ヒザの角度が変わると体が上下動し、大きなミスになるので注意してください。
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バンカーから脱出するコツ3「手首」
ヘッドを走らせることが重要!
雪かきと同じイメージ
「雪国出身なので、雪かきが得意。雪を放り投げるのと砂を飛ばすのは同じ原理で、手首をやわらかく使って振るのがコツです」(高橋)
砂を飛ばす高さを変えるのが応用テク
もうひとつ大事なのは、手首をやわらかく使うことです。アプローチでやわらかい球を打つ感じでヘッドを走らせ、砂とボールを一緒に飛ばしましょう。
バンカーが苦手な人ほどリキんでしまい、手や腕、肩に余計な力が入りがち。すると手首が硬くなり、ヘッドが走らなくなるので注意が必要です。
この応用テクニックとして、高い球と低い球の打ち分けができます。手首をやわらかくしたまま、砂を高く飛ばせば高い球に、砂を低く飛ばせば低い球になる。雪かきで雪を放り投げるように、砂を飛ばす高さを変えることがポイントです。
砂を低く飛ばすと低い球になる
雪かきで雪を低い場所に放り投げるように、砂を低く飛ばす。球の位置やフェースの開き方はいつもと同じでOK。
砂を高く飛ばすと高い球になる
手首をよりやわらかく、しなやかに使い、雪を高い場所に放り投げるように、砂を高く飛ばすのが応用テクニック。