9月21日(土)~23日(月)、中国・江蘇省張家港市の城南劇場で開催された「2024国際ユーモアアートウィーク」の「漫才ショー」に、レギュラー、すゑひろがりず、エバースの3組が出演しました。実は、中国では近年、漫才の人気が上がってきているとのことで、中国の人気漫才師3組とともに、中国と日本の文化の違いをテーマにしたネタなどを披露し、400人以上の観客を大いに笑わせました。
出典: FANY マガジン
今回の公演は、中国の観客に日本の漫才を知ってもらうだけでなく、日本の漫才師にも中国における漫才の発展を感じてもらおうと、中国曲芸家協会などが主催、吉本興業に所属する3組の漫才師が招待されました。
日本の漫才を中国の観客にも楽しんでもらうため、中国語の字幕を映すモニターが用意されたほか、漫才に詳しいバイリンガルの司会者が登場し、観客に漫才の背景を説明しながら、ステージをより楽しめるようサポートしました。
約70分間のステージでは、日本の漫才師と中国の漫才師が交互にネタを披露します。最初に登場したのはエバース。演目「ケンタウロス」は想像力に富んだ内容で、観客を魅了しました。中国で活動している中国人の厳家宝と日本人の西田聡のコンビは「嫁姑」料理ネタを披露。中国と日本の家族観の違いをユーモラスに表現しました。
出典: FANY マガジン
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すゑひろがりずは「算数」をテーマに、伝統的な言葉遣いと現代的なテーマを融合させ、中国の喜劇文化にも通じるユーモアを披露。李丁とバンバンは「息子と息子」というネタで、父と息子を中心にした中国と日本の面白いエピソードで観客を笑わせました。
出典: FANY マガジン
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レギュラーの「あるある探検隊」は、豊かな身振り手振りと観客との密接な交流で大いに盛り上がり、大好評でした。「荒島人気王」コンビは「The Game」というネタを披露し、ゲームデザイナーとプレイヤーの体験のギャップをユーモラスに描きました。
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中国人芸人の厳家宝さんは、「漫才が近年中国で人気を博しており、多くの若者に愛されているが、日本の漫才師と同じステージで共演するのは初めて。このような舞台は、単なる形式的な交流だけでなく、演技や感情の深い部分での交流ができる、非常に意義深い機会だ」と語りました。
今回のステージは、両国の漫才師が初めて同じ舞台に立った歴史的な瞬間で、今後、漫才の交流や協力をさらに深める新たなプラットフォームになることが期待されています。
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また、公演の延長企画として、特別交流会「東西ジョーク2.0:相声と漫才 – ユーモア芸術に携わる若者たち」も開催されました。この交流会には、中国、日本、ドイツ、フランス、シンガポール、マレーシアから若手パフォーマーが集まり、相声や漫才、スタンドアップコメディなど、各国のユーモア芸術について意見交換やトークセッションが行われました。日本からは落語家の林家三平も参加し、落語と漫才の歴史を紹介。中国と日本の芸人たちは、作品の創作や演目の違い、若手芸人と伝統文化の関係など、多岐にわたるテーマで熱い議論を交わしました。
出典: FANY マガジン
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公演概要
2024国際ユーモアアートウィーク
開催日:2024年9月21日(土)~23日(月)
会場:張家港市城南文体中心劇場
主催:中国曲芸家協会、江蘇省文学芸術家連合会
出演者:レギュラー、すゑひろがりず、エバース、厳家宝、西田聡、李丁、バンバン、荒島人気王