四代目桂梅枝と五代目桂慶枝のW襲名公演に豪華メンバー勢ぞろい! 「これからまわる全国も目一杯の力を出していきたい」

全国ツアーがスタート!!

公演終了後、この日の衣装について梅枝が「師匠(五代目桂文枝)の奥さまからお預かりした形見の羽織」と説明すると、一方の慶枝は「師匠(六代文枝)からのご祝儀で(衣装を)作らせていただきました」と笑顔で語ります。

慶枝は、ちょうどこの日に実施された自民党総裁選で新総裁となった石破茂氏の地元、鳥取県八頭町に毎年のように落語会で行っていて、8年前から観光大使を務めているそう。石破新総裁とも会ったことがあるという慶枝は「何か力をいただけましたね。私も天下を取るくらいの気持ちでがんばりたいと思ってます」と語りました。


出典: FANY マガジン

この日の襲名公演について梅枝は、「プレッシャー、緊張感と仲良くしながら楽しい舞台を過ごすことができた。たくさんのお客さんの応援に助けられたところもありますが、たくさん笑っていただいた」と振り返ります。

一方の慶枝が「今日はまさかこんなにたくさんのお客さんに来ていただいて、そして自分の好きな噺をたっぷりさせていただいてありがたいこと。これからまわる全国も目一杯の力を出していきたい」と今後の全国ツアーに向けて意気込むと、梅枝も「今日から梅枝伝説を作るという気持ちで全国15カ所、一席一席がんばっていきたい」と力を込めました。


出典: FANY マガジン

「枝光改メ 四代目 桂梅枝/三風改メ 五代目 桂慶枝 W襲名披露公演」は、2025年4月まで全国をまわります。慶枝が「お兄さん(梅枝)は古典派なので全部古典をなさると思うので、僕はやりたいネタがいくつかあって、それ以外は全部創作でいきたい」と力を込めると、梅枝も「2人でまわっていくので、ある意味ライバルでもあると思います。いい化学反応で成長できれば」と語りました。