MLBロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスは今季チームに加入し打率.272、33本塁打、99打点の活躍でチームのナ・リーグ西地区優勝に貢献した。しかし大谷翔平の“大の仲良し”としても知られるスラッガーが来季、ドジャース以外のユニホームに袖を通す可能性があると海外メディアが指摘した。
【画像】大谷翔平、逆転打で自身初の地区優勝を演出!ドジャース地区3連覇を決めたパドレス戦を特集! 米大手スポーツメディア『Sports Illustrated』のドジャース版は現地10月1日、多くのチームが欲している“長打力”を有していることを証明したヘルナンデスの契約延長についての記事を配信。「5年1億ドル(約146億円)超えの契約は当然。しない理由は見当たらない」「彼は上手くフィットした。こういう選手を新たに探すのは難しい」との米大手日刊紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者のコメントを紹介した。
一方でナイチンゲール氏は過去にドジャースが球団一筋でワールドシリーズMVPも受賞したコーリー・シーガーをFAで失ったことに触れ、ドジャースからの条件提示にヘルナンデスがマッチしなければ球団は引き止めるのではなく、代替選手を探すほうに舵を切る可能性があると説明。同メディアは「このオフシーズンに最も人気のあるフリーエージェントのひとりになると予想されている。理想的ではないが、ファンに人気のある選手を放出するのは初めてではない」と流出を懸念した。
ヘルナンデス自身は昨オフ、懸念の声が少なくなかったドジャースとの1年契約が「オフシーズンに下した最高の判断のひとつ」だったと回顧。「これから3年、4年、5年とこのチームの一員でありたいけど、それは球団次第で僕の手には負えない。ただベストを尽くすよ」とコメントを残した。
キャリアの方向を大きく変えかねないリスクをとり、現時点では大きなリターンを得ているように見えるT・ヘルナンデス。ドジャース、あるいは他球団から相応の評価を得るためにもポストシーズンでの更なる飛躍を遂げてほしい。
構成●THE DIGEST編集部
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