NMB48「結成15年」「30枚目」の記念すべきシングルのタイトルは「がんばらぬわい」! 小嶋花梨、坂田心咲、塩月希依音が語る“がんばりすぎ”のメンバーは!?

10期生の三鴨「1年間のような2カ月半でした」

――高橋さんと三鴨さんは今夏、10期生のお披露目でデビューしたばかり。さっそく選抜入りして、「Type-C」には選抜曲のほか、8期生・9期生・10期生が歌う『さらば純情』に参加しました。今回の曲にはどんな印象を持っていますか?

高橋 学生が主人公の歌詞だなと思っていて。私は学生ではなく21歳なんですけど、いまの年齢だからこそ気づくことがあるし、確かに自分も反抗期があったので、いま思い返すと共感もできるんです。当時の年齢でこの歌詞に出会っていたら、新しい視点をもらえていたと思います。

三鴨 コード進行や曲の構成として「キャッチーだし、絶対にいい曲だ」「たくさんの方に愛される楽曲だな」と思いました。私は歌詞のような高校生活を送っていたので、レコーディングするときも「こんな感じだったな」と思いながら気持ちを込めて歌いました。

――おふたりは10期生として活動をスタートしてまだわずかですが、NMB48のメンバーとして仕事をしてみてどうですか?

高橋 毎日新しいことの連続で、いまもこうして東京に来させていただきましたし……。

メンバー (笑)

高橋 私にとって新しい環境は刺激的ですし、こうした経験を重ねて、さらに新しい自分を発見できたらなと思います。そして皆さんには私の成長も見ていただきたいです。

三鴨 お披露目から2カ月半ほど経ったんですけど、1年間のような2カ月半でした。毎日が新しいことだらけですし、この年齢(22歳)になって知らないことが多いんだなと実感しました。「まだまだ私は成長できるんだな」と感じられて本当に嬉しいです。


カメラマン:徳山喜行

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合成に見えるけど合成じゃないMV

――『がんばらぬわい』のダンス、MV(ミュージックビデオ)、衣装など、特に注目してほしいところ、お気に入りの部分を教えてください。

小嶋 この曲を聴いたときは「どうなるものか」と思ったんですけど、振り付けを見たときに「決まった!」とピッタリハマった感じがしました。この「がんばらない」をパフォーマンスとして表現し、ふざけ倒してくださったことが本当に嬉しかったです! いちばん好きな振りは、みんなが“がんばっていない”時間です。みんながしゃがんで「がんばらない」とだらける振りがあるので、注目していただきたいですね。

塩月 私は衣装です。花梨さんセンターの楽曲なので、衣装もカッコいいイメージをしていたんですけど、今回、ダンスをする際の衣装が、林家ペー・パー子さんみたいな「どピンク」で、すごく目立つ衣装なんです。その衣装を21人が着ているので、いるだけでうるさいし(笑)、わちゃわちゃしているし、この曲らしさ、大阪らしさが出ているなと思います。

坂田 MVの2サビで踊っている“場所”に注目してほしいです。じつは通天閣の上部で柵なし&安全ベルトをつけて踊っているんですよ。映像を見たダンサーさんも「合成みたい」とおっしゃったくらい、青空が綺麗で、私たちもちゃんと映っていて……。皆さんには「合成に見えるけど合成じゃないよ」とお伝えしたいです(笑)。

――10期生のおふたりは、NMB48としてレコーディングもMV撮影も初めてだったんですよね。

高橋 そうですね。振り付けでは、ビリケンさんや通天閣のポーズも取り入れられていて、NMB48らしいなと思いました。ジャケット写真は、(スタジオに)ハートのリングがあって、ピンクとか水色とかすごく柔らかく可愛かったですね。

三鴨 私は東京出身なのですが、MVを撮影した場所が通天閣、新世界、劇場前など観光地が多かったので、仕事をしながら観光ツアーに行っているような気分でした(笑)。大阪を感じられて、すごく楽しかったです。