ドジャースとの対戦は「誰もが望んでいたものだ」パドレスの地区シリーズ進出に貢献した主砲マチャドが意気込み「エキサイティングになるはず」

 早くも宿敵との対戦へ向けて闘志を燃やしている。

 現地10月2日、サンディエゴ・パドレスは、本拠地ペトコ・パークで行なわれたアトランタ・ブレーブスとのワイルドカード・シリーズ(3回戦制、2勝で勝ち上がり)第2戦に臨み、前日の第1戦で先勝した勢いそのままに5対4と勝利。2年ぶりの地区シリーズ進出を決め、現地5日から同地区ライバルのロサンゼルス・ドジャースと戦う。

【動画】ブレーブスを倒したパドレスが地区シリーズに進出。本拠地は大熱狂に包まれた

 大きく試合が動いたのは、1点ビハインドの2回2死走者なしという場面だ。9番カイル・ヒガシオカの2試合連続ソロで同点に追いつくと、さらに3連打から4番マニー・マチャドの2点二塁打、5番ジャクソン・メリルの2点三塁打が飛び出し、パドレスが5対1とリード。その後、ブレーブスに3点を返されるが、最後まで逆転を許さなかった。

 勝利に貢献した主砲マチャドは、試合後、米スポーツ専門局『ESPN』のインタビューに応じると、まず対戦相手のブレーブスを「本当に良い球団で、最後まで諦めなかった」と称賛しながら、「我々も諦めないし、まだまだ戦い続ける。特別な日になった」と充実感をにじませた。
  これまで激闘を繰り広げてきた宿敵ドジャースとの次戦に向けては、「誰もが望んでいたものだ」とコメント。「韓国での開幕戦から始まり、勝ったり負けたりが続いている」と直接対決(今季はパドレスが8勝5敗と勝ち越し)を振り返ったうえで、「僕らにとってエキサイティングなシリーズになるはずだ」と力を込めた。

 はたして5回戦制(先に3勝したチームがリーグ優勝決定シリーズに進出)の地区シリーズでは、どちらに軍配が上がるのか。今後も彼らの戦いから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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