ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、いよいよ初のポストシーズンに臨む。現地10月5日から始まる「ディビジョン・シリーズ」の対戦相手はサンディエゴ・パドレスに決定し、ダルビッシュ有、松井裕樹両投手との日本人対決にも注目が集まる。
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そんななか、レギュラーシーズンを終えて過熱しているのが、大谷とアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の両雄を比較する論争だ。前人未到の「50本塁打―50盗塁」を達成した大谷はナ・リーグで本塁打王(54本)と打点王(130点)を獲得。打率こそ.310で惜しくもリーグ2位に甘んじたが、OPS1.036や長打率.646、411塁打などナ・リーグの打撃部門で数多のナンバー1に輝いた。
一方のジャッジも圧倒的だった。こちらもア・リーグで本塁打王(58本)と打点王(144点)の二冠を達成し、打率.322、OPS1.159、長打率.701と数字上では大谷の上を行くスタッツが多い。
米ネットワーク『ESPN』のラジオ番組「Get Up」で熱弁を振るったのは、番組のコンテンツ・プロデューサーで『New York Times』紙にも寄稿するポール・ヘンベキデス氏だ。「もしMLBにおけるMVPが各リーグごとでなく、ひとつしかないのだとしたら、絶対にジャッジが勝利するでしょう」と持論を展開した。
大谷を支持するファンに対しては「私には信じられない。ショウヘイ・オオタニのほうが価値あるシーズンを送ったと考える人びとが、オンライン上でもそれ以外でもたくさんいるんです」と話し、そのうえで「確かに50-50は初めてのことであり、理解はしていますよ。ただはっきりさせておきたいのは、ジャッジの成績はMLB歴代でもトップ10か12に入るほどのものです。オオタニだけでなく他のどの選手よりも、ジャッジこそが間違いなくより多くの価値を生み出したと私は考えています」と続けた。
昨年まではア・リーグでMVPの座を激しく争っていたライバル同士。大谷がナ・リーグのドジャースに移籍してもなお、優劣を決めたい識者やメディアが後を絶たないようだ。どちらも球史に残る規格外のモンスターゆえに、今後も論争の的となり続けるのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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