ポストシーズン初参戦のスーパースターが勝負の鍵を握るかもしれない。
メジャーリーグのプレーオフは、いよいよ現地10月5日より地区シリーズが開幕する。ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でワイルドカードを勝ち上がったサンディエゴ・パドレスと対戦。ナ・リーグ西地区の終盤戦で首位攻防戦を繰り広げたライバル同士が激突する。
ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するパドレスはナ・リーグのワイルドカードシリーズでアトランタ・ブレーブスを相手に2連勝を収め、2年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。レギュラーシーズンでは5ゲーム差でドジャースが地区優勝を飾ったが、直接対決はパドレスが8勝5敗と勝ち越しており、激しい火花が散るのは必至だ。
地区シリーズ開幕前にドジャース専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで両チームの再戦を報告したうえで、「大谷翔平は今季、パドレスとの12試合で打率.326、出塁率.400、長打率.522、1本塁打、7打点、4盗塁、OPS.922という成績を残している」と紹介。今季レギュラーシーズンで打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036と異次元のハイスタッツを叩き出し、リーグ打撃二冠王に輝いた大谷。メジャー7年目でポストシーズン初体験となる偉才の打棒がパドレス攻略のカギを握ると示唆している。
ドジャースは第2戦に先発予定だった山本由伸を初戦の5日(日本時間6日)に託すことを発表。中5日で第5戦にも登板できることから、初戦に急きょ変更になった。
構成●THE DIGEST編集部
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