絶好調“2連勝でDS進出”のパドレスに現地メディアも熱視線!! 宿敵との対戦に「ドジャース相手にシーズンが終わることはないと確信している」と予想も

 熱戦が続くMLBのポストシーズン、ナ・リーグワイルドカードシリーズではサンディエゴ・パドレスがアトランタ・ブレーブスに対し2連勝スイープを達成し、鮮やかにディビジョンシリーズ進出を決めた。現地時間10月5日から、西地区王者のロサンゼルス・ドジャースと対戦する。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 両チームによる顔合わせは今季のMLB開幕カードでもあり、シーズンでも同地区で最後まで首位を争った。特に、パドレスにとっては後半から猛追をみせながらも地区優勝をドジャースにさらわれる形となり、今回はリベンジマッチとなる。

 この組み合わせ決定により、米国メディア『CLUTCHPOINTS』でも、王者・ドジャース打倒に燃えるパドレスの強い意気込みを伝えている。

 現地時間10月3日に配信となったパドレスの特集記事の中で、今回のカード決定について、「それは、常に運命づけられていたかのようだ。オールスターブレイク以降、野球界で最も注目を集めているサンディエゴ・パドレスは、過去5年間で3度目の対戦となる、ロサンゼルス・ドジャースとのナ・リーグ・ディビジョンシリーズ進出を決めた」と綴っている。

 さらに、「MLBのポストシーズンは、いくつかのライバル対決なしには完結しない。パドレスとドジャースは、野球界でも最高のライバル対決のひとつだ。今シーズンの試合や過去のポストシーズンの歴史から見ても、このシリーズは記憶に残るものとなるだろう」と期待を寄せた。

 同メディアは、2020年、22年のポストシーズンで両球団の対戦が行われ、1度目ではドジャースが制しており、2度目はパドレスが勝利を収めた過去の戦績にも言及。その上で、「パドレスはアンダードッグ(下馬評が低い立場)としてシリーズに挑むことになるが、22年に同じラウンドでドジャースを破ったチームが、簡単に負けることはないだろう。サンディエゴはシリーズの重要性を理解しており、ドジャース戦でシーズンが終わることはないと確信している」として、今回の勝敗を占っている。

 他にも、パドレスのマイク・シルト監督による、「素晴らしいシリーズになるだろう。我々はこの対決に非常に興奮しているし、待ちきれない」と語ったコメントも掲載されている。

 迎え撃つドジャースに対し、最高の結果で勝ち上がり勢いに乗るパドレスがどんな戦いを繰り広げるか。もちろん、ダルビッシュ有、大谷翔平、松井裕樹、山本由伸の日本人選手のプレーも見どころのひとつだ。ライバル球団同士による大一番、すでにファンの期待は高まり続けている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】大谷翔平がジャッジをも凌駕する圧巻スタッツ「37.9」を記録!「過去4年間、大きな差をつけてのMLBリーダーだ」と米報道

【関連記事】「ドジャースの先発陣は壊滅的なのに」初のポストシーズンに臨む大谷翔平、打者専任の継続に韓国メディアが見解「天下のオオタニであっても…」

【関連記事】「BEAT LA!BEAT LA!」地区シリーズ進出のパドレス、会場からは“ドジャース倒せ”の大歓声! 米メディアが注目「すでに準備万端だ」