メジャーリーグのナ・リーグ地区シリーズで、ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスの対決が決定したことを受け、同じカリフォルニア州に本拠地を置くNBAロサンゼルス・レイカーズも盛り上がりを見せている。
レイカーズは現在、10月22日の開幕に向けてトレーニングキャンプを行なっているが、練習後のメディア対応で八村塁が現地記者の質問に答える形でこの話題に言及。ドジャースの大谷翔平、パドレスのダルビッシュ有について語った。
八村は練習後の囲み取材で、レイカーズとドジャースの両チームを取材するダニエル・スタンカード記者の質問に英語で回答。ドジャースとパドレス、どちらを応援するかと問われると、「どっちも頑張ってと言わないとね」と語り、次のように続けた。
「ダルビッシュ有さんは、僕のメンターみたいな存在。 NBAに入った頃からサポートしてくれて、(ウィザーズ在籍時は)ワシントンDCに応援に来てくれたり、会見に僕のシャツを着てくれたりしたこともあった。日本のアスリートたちが世界的大舞台でプレーするのを見られることは、嬉しく誇りに思う」
八村とダルビッシュは、代理人会社「ワッサーマン」という共通点があり、その縁で食事をともにするなど親交がある。
一方、大谷は八村の新人時代の2019年にロサンゼルスで行なわれた試合を観戦した経験があるが、八村いわく関係は「あいさつ程度。試合を観に来てくれたことはあるけれど、少し話しただけ」だという。ただ、レイカーズのホームアリーナとドジャースタジアムは目と鼻の先にあり、昨年7月には八村がドジャース戦の始球式を務めるなど、今後に交流の機会はありそうだ。
会見では八村の野球経験に関する質問も飛び、「僕が最初にやったスポーツが野球で、『塁』という名も野球のベースにちなんで付けられた。僕のおじいちゃんは僕が野球選手じゃなくてガッカリしているかもね。僕たちは一緒にたくさん練習をしたので」と笑いを誘う場面もあった。
ドジャースとパドレスによる地区シリーズは現地10月5日(日本時間6日)に開幕。八村が所属するレイカーズは4日(同5日)にプレシーズンが始まり、22日(同23日)にシーズン開幕を迎える。
構成●ダンクシュート編集部
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