「今度は投手としても異次元の記録を…」米ESPN記者が“気の早すぎるランキング2025”で大谷翔平を堂々1位に選出!「いつも無限の可能性を感じる」

 現地10月3日、MLBディビジョン・シリーズを前に米ネットワーク『ESPN』が“2025年の気が早すぎるトップ50選手”を発表した。1位に指名されたのはほかでもない、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平だ。
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 記事を担当したのはベテランのエリック・カラベル記者だ。シュミレーションゲーム『Fantasy Baseball』でドラフトをする前提のパワーランキングで、同記者は「史上初めて50本塁打-50盗塁を達成した2024年シーズンを受けて、ショウヘイ・オオタニ以外の選手をナンバー1に推すのはむしろ難しい」と評した。

 ドジャース1年目の大谷は打者専任でレギュラーシーズンを終え、「50-50」や日本人初トリプルスリーの快挙を達成。ナ・リーグの本塁打王(54本)&打点王(130点)に輝き、打率(.310)と盗塁(59)はリーグ2位ながら、OPS(1.036)、長打率(.646)、塁打(411)など実に10を超える項目でリーグトップに立ったのである。

 さらにカラベル記者は続ける。

「来季のオオタニは投手に復帰するだろう。確かに盗塁を狙う熱情は下がって、“たった”の40本塁打-25盗塁に戻ってしまうかもしれないが、底知れない潜在能力を誇る投手としての特大のプラス要素が望める。LAの1年目を打者専任でこれだけの衝撃を我々にもたらした男だ。2年目の今度は投手としても異次元の記録を打ち立てるのではないかと期待させられる」
  そして「二刀流はやはり圧倒的である。打者としてもさらにパワーアップするかもしれない。オオタニにはいつも無限の可能性を感じる」と書き添えた。

 2位にボビー・ウィットJr(ロイヤルズ)、3位にアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、4位にホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、5位にはガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)と上位はMLBを代表する名スラッガーがずらり。大谷のドジャース同僚であるムーキー・ベッツは8位、フレディ・フリーマンは18位にランクインした。残念ながら今回のトップ50に大谷以外の日本人選手は選出されていない。

構成●THE DIGEST編集部

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