オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」が、10月8日(火)より国内全8店舗にて『AUTUMN/WINTER 2024 MENU』の提供を開始されます。
(c) Anson Smart
2024年秋冬新作メニューのテーマは「ボーダレスな冬の食卓」。ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーなど、billsの掲げる「Everyone is Welcome:誰でもウェルカムなレストラン」を体現し、幅広い方が楽しめるボーダレスなメニューが登場。また、これからの季節に恋しくなるような、温かみを感じる世界の家庭料理もラインナップしています。
今回は、試食会で実際にいただいたお料理をご紹介します!
スパイスぺアーベリー二 ¥1,200
bills のカクテルラインナップの中でも人気のベリーニシリーズに、梨とスパイスをフレーバーの主役として仕上げた、秋冬バージョンのベリーニが登場。
梨のピューレに、自家製シナモンスパイスシロップをミックスし、スパークリングワインを加えて仕上
げられています。自家製シナモンスパイスシロップには、メイン材料のシナモンの他に、クローブとカルダモンを加え、複数のスパイスやハーブを調合することによってよりスパイシーな仕上がりに。
こちらはノンアルコールバージョンもあって、スパークリングワインの代わりにスパークリングウォーターが使用されたものをいただきました。食前に飲むと、むくむくと食欲がわくお味。
焙じ茶ポリッジ – ジンジャーポーチドペアー、ピスタチオ ¥1,500
ポリッジ(お粥)は、オーストラリアをはじめ海外で冬に食べる朝ごはんとして愛される、定番のブレッ
クファストボウルだそう。
今季のbillsでは、ジャパン・インスパイアされたアレンジを行い「ほうじ茶」が使用されていて、キヌ
ア、ミレットとオーツなど、日本でもスーパーフードとして楽しまれている食材に加え、レモンとライ
ム、ジンジャーをベースにポーチドした梨とピスタチオをトッピング。ほうじ茶の香ばしい香りと柔らかい梨の甘みが相性抜群で、キヌアやオーツの歯ごたえが楽しい。
ストラッチャテッラ、チコリとフェンネルのサラダ、ケッパーとミント ¥1,650/自家製パレオブレッド
ミルキーなフレーバーが口いっぱいに広がり、かつコクのあるまろやかな口当たりが特徴のチーズ「ス
トラッチャテッラ」をベースに、フェンネル、ミントなどのハーブをトッピング。味付けは、bills の“フ
レッシュな素材を楽しんでもらいたい“というブランド・バリューから、自家製シトラスドレッシング、
オリーブオイル、一絞りのレモンのみという素材そのものを生かしたスモールプレート。
写真を見た時に一番気になっていたメニューだったのですが、やっぱり美味しい! チコリのシャキシャキ感とフェンネルの香りをフレッシュなチーズのまろやかさがまとめていて、いくらでも食べられてしまいそう。
パレオブレッドは、パレオライフスタイル:旧石器時代の食生活をダイエットとして取り入れる際に、食べられることの多いグルテンフリーのブレッド。本国オーストラリアの卵を不使用で作るレシピを基に、各店舗でインハウスで製造されていて、卵アレルギーのある方や、ヴィーガンの方でも食べられるというのが嬉しい。
ぎっちり詰まっていて、この一切れでかなり満足感がありました。
グリルドフラットブレッド – ひよこ豆、発酵パンプキン ¥1,500
イーストを使用せず作るフラットブレッドは、海外では家庭で簡単に作れるものとして、ピザやサンド
ウィッチ、タコスなどにアレンジして親しまれているそう。
フラットブレットの上には、塩水で1週間ほど漬けて発酵させたパンプキンと、ひよこ豆を使用した“発酵パンプキン”ペーストが乗っています。
フラットブレッドはもちっとしていて、発酵パンプキンペーストは不思議と卵にも近いような風味でコクがあります。そこにチャイブのマイルドな味わいが加わって、飽きずに食べられました。
白いんげん豆とトマトのブレゼ – グリルドグリーンズ、ローストパンプキンシード ¥2100
オーストラリアやイギリスの家庭で親しまれている「カネリー二豆(白インゲンマメ)」をたっぷり使用
した、ヴィーガンの方も楽しめるモーニングスープ。
トマトに加え、オレガノやセージなどのハーブ、そしてにんにくを煮詰めたビーンズスープに、自家製
パセリドレッシング(パセリ、ミント、グリーンチリ、クローブ、にんにく、オリーブオイル)と自家
製シードクルトン(カボチャの種とタイム)を加え、爽やかな後味を残すレモンゼストで仕上げられています。
カネリーニがたっぷり入っていて、すっと鼻を抜けるスパイスの香りで朝から元気になれそうな一品。かぼちゃの種のパリパリとした歯ごたえが、良いアクセントになっていました。
ジャスミン サケ ハイボール – ハウス日本酒、バッファロートレース、
ジャスミン、アップル、柚子、ソーダ
そして、昨年bills Japanを皮切りに「東洋美人」を手掛ける澄川酒造場がメインサプライヤーとなり、今やオーストラリア・イギリス・韓国など世界中のbillsで楽しまれている「bills house 日本酒」をベースに、ジャスミンティーやユズ、ココナッツウォーターを合わせ、バーボンをミックスした「ジャスミンサケハイボール」もいただきました。
これが日本酒?と思うほど軽やか。お酒が得意ではない人でも美味しく飲める1杯だなと感じました。
ブロッコリーニとカーボロネロのリガトーニ – ほうれん草とレモンのピストー、フレッシュリコッタ ¥2,300
世界的にもトレンド化しつつある“ヴィーガンパスタ”が遂にbillsにも登場! 「リガトーニ」を使用し、イタリア・トスカーナ地方原産のキャベツ「カーボロネロ(cavolo nero)」、パセリとバジル、レモンなどを使用したグリーンが色鮮やかなパスタソースで仕上げられています。トッピングのリコッタチーズとパルメザンで、よりリッチでクリーミーな印象に。ヴィーガンオプションとしては、パルメザンやリコッタチーズの代替品として海外では頻繁に使用されている「ニュートリショナルイースト」も選べるそう。こちらは、オススメされていた「bills house 日本酒」と一緒にいただいたのですが、濃厚なパスタソースの味わいを、すっきりとしたbills house 日本酒がリセットしてくれます。パスタを最後まで新鮮な気持ちで食べられる良いペアリングだと感じました。
リンゴとアーモンドの酒粕ガレット – クレームフレッシュ ¥1,300
billsでは、各メニューアイテムで同じ材料の使用やシーズニングなどを行い、様々な形で食材をなるべ
く無駄にしないためのレシピ開発が行われていて、今回初めて登場する「リンゴとアーモンドの酒粕ガレット 」もそのひとつ。日本では漬物や甘酒として活用はされているものの、処分される事も多い“酒粕”をサワークリームなどとミックスし、レモンやシナモンで調理したアップルフィリングで包みこみ焼き上げられています。
この酒粕は、「bills house 日本酒」を手掛ける澄川酒造場のもの。鮮度などの観点から、この酒粕を使用したアップルガレットは日本限定アイテムとのこと。
さくっとろっとした甘いガレットと甘さ控えめのクリームのバランスが最高。
bills 銀座・大阪・福岡のみで提供を行なっているアフタヌーンティーのアイテムにも、酒粕を使用した「酒粕ビスケット – ブリーチーズ、キャラメリゼオニオン」が追加になるそうなので、アフヌン好きの方はぜひチェックを。
パブロバ – シトラス、柚子カード、ヨーグルトクリーム ¥1,400
嫌いな人がいないであろう人気のパブロバも。今回の秋冬メニューでは、冬の柑橘類をふんだんに使用し、ユズがベースのカスタードと、シロップ漬けした金柑をアクセントにした、さっぱりとしたフレーバーが楽しめるウィンターバージョンになっています。
今回の『AUTUMN/WINTER 2024 MENU』は、海外の家庭で楽しまれているメニューがbillsらしくヘルスコンシャスにアレンジされていて、日本ではあまり馴染みのない味わいもありますが新鮮な驚きとともに楽しめると思いますので、みなさんもぜひ味わってみてくださいね!
『bills Autumn / Winter 2024 NEW MENU』
提供店舗:国内全8店舗
(七里ヶ浜・横浜赤レンガ倉庫・お台場・表参道・二子玉川・福岡・銀座・大阪)
予約:公式サイト https://billsjapan.com/jp