指揮官からの信頼が厚い。
いよいよ現地10月５日に開幕する地区シリーズ。ロサンゼルス・ドジャースは、アトランタ・ブレーブスとのワイルドカード・シリーズを２連勝で勝ち上がったサンディエゴ・パドレスと戦うが、はたしてどんな展開となるのるだろうか。ナ・リーグ西地区の終盤戦で首位攻防戦を繰り広げたライバルとの大一番には、指揮官も闘志を燃やしている。
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その中でもやはり注目度が高いのは、初めてポストシーズンの舞台に立つ大谷翔平だ。ロサンゼルス・エンジェルス時代の６年間で出場経験がない30歳だが、今季ここまで、メジャー史上初の50ー50到達だけでなく、日本人初のトリプルスリー、２年連続本塁打王、打点王獲得など、圧巻のパフォーマンスを見せてきた。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、現地４日の会見に応じると、「彼（大谷）にとって初の舞台だということをわかってもらえたらと思う」と話し始め、「もしこの状況でうまくこなせそうな選手がいるとすれば、それは間違いなくショウヘイだろう」とコメント。これまで多くの快挙を成し遂げてきた日本人スターに大きな期待を寄せているようだ。
さらに、「チームに次元が違うメガスターをもたらした」と続けると、「彼は、後ろに控えたタレントの存在を理解している。ひとりで全てをこなすことはできない。ただいい打席に立ち続け、勝つためにゲームを続けるだけだ」と言及。「彼がそれをやってくれたら、あとは他のみんなにかかっている」と力を込めていた。
ハイレベルな戦いが予想されるドジャースvsパドレス戦。その第１試合は、日本時間６日午前９時38分にプレーボールだ。
構成●THE DIGEST編集部
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