画面からはワクワク弾んだ声が聞こえてきそう。豪華な食事が並ぶホームパーティーの席で紙ナプキンをつけてもらい、得意げな表情でその輪に加わる柴犬さんがSNSで話題になりました。ワンちゃんの名前は風天(プテン)さん。たぬき顔と小さいお耳がチャームポイントの4歳柴犬男性です。

 家族に紙ナプキンをつけてもらう横顔はどこか大人っぽさすら感じさせます。それもそのはず、柴犬の4歳は人間では32歳相当。パーティーにふさわしい、立派なジェントルマンとして”お呼ばれ”しているのです。

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 飼い主さんいわく、「普段から食卓に顔を出すのが大好き」という風天さん。居酒屋メニューを作った時はねじり鉢巻を付けて「大将風ルック」をしたり、ピザパーティーのときはワンコ用のピザを携えて参加したりと、いつもさり気なく参加しているそうです。





 今回のパーティー写真を見ると、テーブルの上にはサムギョプサルやサンチュ、ナムルなど、美味しそうなご馳走が満載。果たして風天さんはどんな食事を楽しんだのでしょう。飼い主さんに聞いてみると……。

 「最初は食べる気満々でしたが、残念ながらご馳走は食べられておりません。それを察した後は私の横で椅子の上にのって、爆睡しておりました」(飼い主さん)

 人間の食事の中には犬がそのまま食べられないものも少なくないため、今回は雰囲気だけを味わったようです。残念!

 ……でも、そう思っているのは、案外私たち人間だけかもしれませんね。なんといってもこのウキウキを隠せない表情。風天さんは家族みんなで囲む食卓の雰囲気を、誰よりも満喫していたようです。

 「いつも食卓には当たり前の様に風天の姿があって、今回は紙エプロン付けちゃお〜って装着してただけですが、まさかこんなに愛おしい姿をしてるとは思わず……」と飼い主さん。

 素敵な表情はポストを見た多くの人々の心を動かしたようで、「この横顔だけで風天の全てを皆さんが感じ取ってくれて、非常に嬉しく思います」と語っていました。

 「とにかく甘えん坊のママ大好きっ子」という風天さん。「どこに行くにも常に一緒で、時には私を守るような仕草もする忠犬ハチ公そのもの」だそうです。

 大人の風格と無邪気な少年の心をあわせ持つイケメン柴犬さん、パーティーにご招待したくなりますね。

<記事化協力>

shibainu-putenさん(@PutenSibainu

(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024100603.html