Team HOPE(チームホープ)は、10月をペットの健康診断強化月間として活動している。
●7歳以上で犬は41%、猫は30%で病気・異常が見つかる
同法人は、ペットの予防医療の啓発・普及活動を展開する獣医師団体として、ペットの健康診断を推進しており、2017年に「じゅう(10)い(1)さん(3)」の語呂に合わせて、10月13日を「ペットの健康診断の日」に制定した。
同法人が毎年、ペットの飼い主に対して行っている調査によれば、健康診断で病気・異常が見つかったことがある犬猫は28%に達しており、7歳以上の犬は41%、7歳以上の猫は30%と、7歳以上が28頭に1頭の割合を占めている。
健康診断によって見つかった病気・異常としては、「泌尿器」(29%)、「循環器」(21%)が上位を占めており、これらの病気は血液検査に加えて、尿検査や聴診、レントゲン検査を合わせて行うことによって、診断を下せるという。
Team HOPEではペットの病気を見逃さないよう、全身を検査する質の高い健康診断を推奨している。同法人の健康診断は、問診・視診・触診・聴診・血液検査・尿検査・レントゲンの7項目で構成され、全国統一でどの病院でも受診できる。犬や猫は人間の4倍の早さで歳をとることから、同法人では7歳以上のペットには年2回の受診を推奨している。