衝撃の「22打数無安打」...元MVPムーキー・ベッツがポストシーズン“凡退”記録を更新中、今季も「6-0」と大不振に苦しむ

 MLBロサンゼルス・ドジャースは現地10月6日、サンディエゴ・パドレス戦を本拠地に迎え、ナ・リーグ地区シリーズ第2戦に臨んだものの2-10で大敗した。前戦5打数2安打1本塁打3打点とチームをけん引した大谷翔平が4打数無安打と完全に抑え込まれるなどリーグ随一の強力打線が沈黙。特にMVPトリオのひとり、ムーキー・ベッツはポストシーズンでの苦戦が続いている。

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も レギュラーシーズンでは怪我による離脱がありながら、打率.289、本塁打19、打点75、出塁率.372など流石の成績を残してきたベッツ。得点圏では97打数34安打、15四球、打率.351とさらに数字を上げる“勝負強さ”も見せていた。

 第1戦でベッツは四球、見逃し三振、申告敬遠、ショートゴロ、申告敬遠という結果に。得点圏に走者がいてかつ一塁が空いている場合は2ストライクまで追い込まれているにもかかわらずに申告敬遠されるなど、やはり重要な局面での勝負は警戒されている様子。一方、バットでチャンスメイクする場面は見られなかった。

 ベッツは今回の第2戦で、レフトスタンドへ運んだ打球をキャッチされるスーパープレーなどもあり、4打数無安打。チームメイト同様、パドレス先発のダルビッシュ有、2番手タナ―・スコットに抑えられてしまった形だ。

 ドジャースを追うブレイク・ハリス記者は、ベッツが2022年10月14日のナ・リーグ地区シリーズ、パドレスとの第3戦の初回以降ヒットを放っていないという衝撃のデータを紹介。今日の試合で22打数無安打となった。21年のリーグ優勝決定戦第4試合までさかのぼると、43打数3安打だという。

 第3戦は現地10月8日に敵地ペトコ・パークで行なわれる。ベッツの2年ぶりの安打に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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