「カップ麺感覚のお茶づけがついに」お湯を注ぐだけは嬉しすぎる…永谷園“カップ入りお茶づけ”の実力は?非常食にも◎の注目食をグルメライターが正直レポートの画像一覧
シンプルなのに、なぜか急に食べたくなるお茶づけ。しかし、「ごはんをわざわざ炊くのは面倒」「冷やごはんが余っていない」「冷凍ごはんはあるがレンジすらだるい」なんて日もあります。あるいは、オフィスだけどお茶づけが食べたい!ということもありますよね。
これからはそんなシーンでもお茶づけが手軽に食べられるようになるかもしれません。あの永谷園から9月に発売された「カップ入り お茶づけ海苔」と「カップ入り さけ茶づけ」を実食レポートします。
あの永谷園がようやく完成させた「お湯を注ぐだけ」のお茶づけ
永谷園
カップ入り お茶づけ海苔、カップ入り さけ茶づけ
各¥216(税込)
筆者が確認できただけでもコンビニではセブン・ファミマ・ローソンに置かれており、ほかにもミニストップ・NEWDAYSなどコンビニはほぼ全部網羅!スーパーでも多くのお店で発見しました。
お湯を注ぐだけで完成するのは画期的ということで、これだけ多くの小売店に並んだわけですが、「いや、これ過去にもあったよ?」と思う方も多いかもしれません。確かに過去にも永谷園はカップタイプのお茶づけを発売していましたが、お米部分が全く異なりました。パウチされたお米をレンジ加熱するなどひと手間が必要で、賞味期限も決して長くはなかったことを覚えています。
しかし今回、お湯を注ぐだけで完成させることができるフリーズドライのごはんに変更。国産コシヒカリを使用し、加工も工夫することで「お湯を注いでごはんがふっくらと完成する」「お茶づけとしても美味しい」を実現させたのだそう。お茶づけ海苔が誕生して今年で72年ですが、永谷園でもこれだけ時間がかかるほど難しいことだったんですね。
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本当にお湯を注ぐだけ、でもちょっとスープっぽさがあるかも?
現在発売されているのは「お茶づけ海苔」と「さけ茶づけ」の2種類。早速作ってみましょう。とはいっても作る際のコツは「特にない」です。ただお湯を注ぐだけ。強いて言うなら熱々のお湯を用意することくらいでしょうか。
まずは「お茶づけ海苔」です。
ふたを開けます。お茶づけの素も既に入っているんですね。
カップの内側の線までお湯(180ml)を注ぎ、かき混ぜてからフタをします。
しっかり3分待ちましょう。
3分経って、軽く混ぜたら完成です。
完成を見て思ったのは……「ごはんで作ったお茶づけよりもスープっぽいかも」ということ。どうしてもごはんを戻すのにお湯の量は必要ですから、仕方がないとは思いますが、いわゆる「お茶づけ」よりはスープ寄りかな。
ただ、ごはんがちゃんと美味しい。そして安心できるあの「永谷園のお茶づけ」の味です。まだ暑さが残ってはいますが、冬の寒い日にはむしろスープ感覚で食べて暖まることができそう。
続いては「さけ茶づけ」です。
こちらはサケフレーク的なものが入っているのが見えますね。
同じように作って食べてみると……サケフレーク的なものがお馴染みの味でホッとします。「お茶づけ海苔」と「さけ茶づけ」のどちらも塩分が適度でしょっぱすぎないのもホッとできる秘訣なのですが……。