現地10月6日に開催されたナ・リーグ地区シリーズ第2戦のロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス戦の試合前に、ドジャースの大谷翔平が遠投を行なった。昨年9月に受けたトミー・ジョン手術からの回復過程において、「重要なステップになる」と現地メディア『DODGERBLUE.COM』は報じている。
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大谷は2023年シーズン、2年連続の二桁勝利を挙げながら、同年8月の登板時に負った右肘内側側副靭帯損傷のために右肘の手術を受け、今シーズンの投手としてのプレーを断念。打者専任でありながらも、史上初の「50-50」となる54本塁打・59盗塁を記録するなど、歴史的なシーズンを送っている。
そんななか、打者として異次元の活躍をみせる一方で、大谷はシーズン中も投手としてのリハビリを継続してきた。レギュラーシーズン終盤にはプレーオフでの登板も囁かれたが、ドジャース首脳陣は慎重な姿勢を崩していない。大谷の身体を見ながら、無理のない範囲で投球練習を進めていく方針だ。
同メディアは、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長のコメントとして、「(リハビリのために)大谷は今後も投げ続けるだろう。しかし、打者と対峙する際のさらなる激しさという点では、待つことにする。私たちはいま、待っているんだ」と述べたことを伝えている。
大谷の二刀流復活へ、ファンも今しばらくの辛抱が必要となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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