作ってみたら……ちょっと怖かった!
説明をしっかり読み、作ってみましょう。
開封すると、容器は2段になっていて、食材は4袋に分かれています。お箸とスプーンも入っているのが親切。
まずは白い容器に4袋の食材を全て入れ、水を内側の線まで注ぎます。
次に黒い容器に水を内側の線まで注ぎ(260ml)、ヒートパックを袋から取り出し入れます。入れてから10秒ほどは何もおきず、「……?」と見つめてしまったのですが、これから作る方はすぐに食材の入った白い容器を重ねて黒いフタをしてくださいね!
10秒後に突然「シャーーーー!!!」とものすごい蒸気が上がりだしたのでびっくりしました。本当に、突然。結構恐怖を感じるほど。
写真を撮る余裕もなく慌ててフタを閉めたのですが、この状態で15分ほど加熱させるのだそう。換気推奨です。
結構「シャーッ!」という音が続きます。本来はダメなのでしょうが、フタを少し開けてみると結構な勢いの蒸気が吹き出します。しかしこの蒸気は15分ほど時間をかけて徐々に弱くなっていきます。ちょうどおさまったかな?という頃が食べごろです。
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味は見た目に反し、辛さはなくトマトのマイルドさ、そして牛肉が美味しい!
恐怖を感じるほど蒸気が上がっていたこともあり、火鍋は電子レンジやガスコンロなどで加熱した時と遜色なく温かくなっています。
真っ赤で明らかに激辛っぽいですが、意外と辛さはほとんどありません。トマトの濃厚な味わいがします。
乾麺だった春雨は食べ応えのある食感を残しており、絶妙な茹で(?)加減!
具材はじゃがいも・昆布・れんこん・きくらげ・たけのこです。こちらはある程度「レトルトパウチされた具材だなぁ」という感じでした。
ただ、牛肉が美味しかったですね。ある程度の大きさがありつつ、加熱したのにじゅわっという柔らかさがあります。カップ麺より手軽にできるのにこのクオリティはすごい。
味は……筆者はもう少し旨味があると良かったなぁと感じましたので、別の味バージョンも試してみたいと思います。水だけでしっかり温まるのは、ちょっと怖かったけれど、災害時にはすごく便利かも。辛すぎないこともあり、「災害時で火がない!でも温かいものが食べたい!」という時用に備蓄しておくのも良いのではないかと感じました!
文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です