河村勇輝、プレシーズン2戦目は1アシスト。地元ファンの歓声の中シュート4本放つも決められず<DUNKSHOOT>

 河村勇輝がNBAのプレシーズン“ホームデビュー”を飾った。

 現地時間10月10日のプレシーズンゲーム2戦目、メンフィス・グリズリーズは本拠地フェデックス・フォーラムでシャーロット・ホーネッツと対戦。グリズリーズとエグジビット10契約を結ぶ河村は、第4クォーター残り9分5秒からコートに立ち、1アシストを記録した。

 グリズリーズは初戦で足首を負傷したエースのジャ・モラントが欠場。前半は本契約と2WAY契約下にある10人のローテーションで戦った。

 そのなかで河村は9点ビハインドの残り9分5秒にコートイン。7日の初戦に続く2戦連続出場を果たした。

 コートの中で一際小さい背番号17は、最初のオフェンスでボールをコントロールすると、身長224cmのザック・イディーとの2メンゲームから思い切りよく3ポイントを試投。シュートはリングに弾かれたが、地元ファンからは大きな歓声が上がった。
  河村は直後のディフェンスでファウルを喫し、相手に3点プレーを献上。残り3分5秒にはドライブからジェイレン・ウェルズのレイアップをアシストしたものの、放ったシュートは2本がエアボール、1本はブロックを浴びるなど、初戦と比べてリズムに乗れず好アピールとはならなかった。

 最終的なスタッツは出場時間9分5秒でフィールドゴール0/4、3ポイント0/2、1アシスト、1ターンオーバー、1ファウル。出場時間帯の得失点差(+/-)は-16で、グリズリーズは94-116と敗れ、プレシーズン初黒星となった。

 プレシーズンは残り3試合。次戦は12日(日本時間13日)、敵地でシカゴ・ブルズと対戦する。3戦連続の出場、そしてさらなるアピールに期待だ。

構成●ダンクシュート編集部