クリスタル・パレスの鎌田大地について、クラブの専門メディアが言及している。
鎌田は今夏にパレスに加入。フランクフルト時代にも共闘したオリバー・グラスナー監督のもと、開幕からここまでリーグ戦7試合に出場しているものの、そのうち途中出場が3回と先発には定着できておらず、目立った活躍は見せられていない。
それでも日本代表では、現地10月10日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦で3-4-2-1のシャドーで先発すると、14分に先制弾を奪うなど躍動。2-0の快勝に大きく貢献した。
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そんな28歳に対して、パレスの専門メディア『WE ARE PALACE』は、「クラブでは苦戦しているにもかかわらず、日本では極めて重要な役割を担っている。サウジアラビアの地で日本のために得点し、歴史を作った。パス成功率は91パーセントを記録し、頼りになるプレーを見せた」と賛辞を贈った。
また、「ストライカーの後ろでこのような堅実なプレーを見せれば、グラスナー監督が間違って使っていたのが分かるはずだ」とパレスでの起用法にも触れ、「鎌田の強みは明らかに攻撃的な部分にあるにもかかわらず、指揮官は鎌田を6番としてプレーさせていた」と伝えている。
代表ではハイパフォーマンスを披露した鎌田。10月シリーズ以降のクラブでの役割に変化はあるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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