「ザ・ノース・フェイスの隠れた名品」無骨なデザインで海外出張にも最適!いま大注目の“ハード型スーツケース”をスタイリストが徹底解説の画像一覧
人気ブランドには必ずと言っていいほどコスパに優れた良品が存在します。そんな「価格以上の価値がある」高いコストパフォーマンスを誇る逸品を徹底リサーチ!
今回はTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のスーツケースをピックアップ。隠れた名品と言われる理由を紐解き、魅力をお伝えしていきます!
ハードでタフに扱える小型のスーツケース!
オールウェザー4ウィーラー22インチ/ニュートープグリーン・NT
¥58,190
ザ・ノース・フェイスのスーツケースといえば、必ず名前が上がるのが“ベースキャンプローリングサンダー”。ダッフルバッグのような2輪のソフト型スーツケースで、旅行者やキャンパー、さらにはバイヤーなどにも広く支持されています。それと対をなすハード型のスーツケースなのがこちら。
本体は耐候性の高いポリカーボネート素材を採用しています。耐候性とは太陽光や雨などの屋外自然環境に対しての耐久性を指しており、屋外で使うことの多いスーツケースにはぴったりの機能というわけです。重厚感のあるデザインがいいですよね!
一番の注目ポイントはファスナーが無いクラムシェル型という点。クラムシェルとは英語で貝殻の意味で、2つに折りたたむ構造になっているということを表しています。「でもファスナー式じゃないと水が侵入してくるのでは?」という心配も無用。開口部にはパッキン処理を行い防水性が向上し、TSAロックを採用しています。
実はアメリカ入国の際に必須レベルなのがTSAロック。TSAロックとはアメリカ運輸保安局(TSA)により認可・容認されたロックのことで、通常はスーツケースに鍵を閉めないことを推奨されていますが、TSAロックがあれば鍵をかけたまま航空会社に預けることができます。これにより空港での検査時に、TSA職員は特殊な開錠ツールで鍵を開けられるようになり、鍵を壊されることなく検査が可能になるというわけです。TSAロックが無いものは鍵を壊して捜査することが認められており、残念な結果になってしまうこともあるので、注意しましょう。
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収納力や使いやすさはどうか?
小型なのに、高い収納性があるのも魅力の1つ。取り外し可能なディバイダーとオーガナイザーがあり、小分けがしやすいんです。二泊三日くらいの量であればラクに収納できますよ。
小型の4輪ウィールは360度回転するため操作性も良いですし、
ハンドルは2段階の高さに調整できるため、移動も楽チンです。
ハードの持つ耐久性はソフトに比べるとやっぱり安心感がありますね! アウトドアにおける堅牢さと、シティにおける扱いやすさを両立したのが今作。無骨なデザインにやられてしまう人も急増中らしいので、気になった方はすぐにチェックを。
素材:ポリカーボネート
サイズ:W36.5×H55.5×D24.5cm
重量:約4440g
容量:24L
問い合わせ:ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
URL:https://www.goldwin.co.jp/store/
構成・文/小林知典 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY)