今季はクラブ初のJ3を戦う大宮は、31節終了時点で勝点73の首位に立つ。10月12日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」が、1年でのJ2復帰に邁進する大宮を特集。OBの南雄太氏がDF市原吏音、MF小島幹敏、FW杉本健勇に現在のチーム状況を訊いた。
まず市原は一体感を口にする。
「中盤、2列目、最前線の人たちの戻りが、めちゃくちゃ速い。今年はゴールは全員で守るし、ゴールを全員で取るよという一体感が、去年よりも良くなったと思います」
【画像】熱い応援でチームを支える大宮アルディージャサポーター
J2で21位に終わった昨季からの成長を、小島は実感している。
「現代サッカーで大事なこと、強さみたいなところを、監督の(長澤)徹さんが言うので。どこか緩かったんですよね、特に去年、降格した年は、よりそれを感じたし。J3から上がってきたチームに負けた時、より痛感しましたね、『強度高いな』って。
(今季は)練習から緩みがないというか、みんなで高め合って、それが試合の結果にもつながっていると思う。アルディージャは上手いだけじゃない、強いチームだよというのを見せて行ければよいと思います」
シーズンも佳境を迎えるなか、杉本も意気込む。
「途中から出る選手も、自分の役割とタスクをしっかり判断して、受け止めて、試合に臨めている。誰一人『俺はベンチやから、途中からやから』という気持ちを持つ選手はいない。優勝してもっともっと上に行かないといけないので、このクラブは。残り7試合、全部勝って優勝したいです」
まずはJ2昇格を決め、その後は頂点を目ざし、大宮は戦い抜く覚悟だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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