日米で過熱する”大谷翔平フィーバー”にメッツ千賀滉大が笑撃回答! 素直すぎる右腕に地元放送局も反応

 日本人右腕の秀逸な”快答”が話題をさらっている。

 現地10月13日(日本時間14日)からロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツのリーグ優勝決定シリーズが開幕する。第1戦に先発することが決まったメッツの千賀滉大が同12日に本拠地シティ・フィールドで前日会見に出席。ドジャースの大谷翔平について言及した。

 ポストシーズンという痺れる舞台で大谷との直接対決に挑む千賀。日米メディアの注目が集まる一戦を前に、大谷対策を問われた右腕は「ここで喋る人は、どの投手もいないと思います」と笑顔で切り返した。さらに、「ドジャースに限らず強いチーム、いい打者に関してはミスをしたら打たれる」と警戒しつつ、「(明日は)僕のできることを一生懸命やりたいと思います」と自身のピッチングに集中する。

 また、米国だけでなく日本では連日のように大谷やドジャースに関するニュースが飛び交うほど史上空前の”オオタニ・フィーバー”となっている。その過熱ぶりを質問されると、「どうなんですかね?日本に帰ってないから分からないです」と素直に回答。予想外の答えに米記者は「ハハハハハ」と声を上げて笑い、緊張感が漂っていた会見の雰囲気が和らいだ。

 このシーンにはメッツ専門放送局『SNY』も反応。「コウダイ・センガはメッツ対ドジャース戦に対する日本の興奮度について尋ねられると、『僕は日本にいないので、よく分かりません』と語った」と紹介。素直でマイペースな右腕の答えに爆笑した。
  今季は開幕前に右肩の張り、左ふくらはぎ痛など相次ぐ故障に悩まされ、わずか1試合の登板(1勝0敗)でレギュラーシーズンを終えた。しかし、約2か月ぶりに復帰した今月5日のフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ初戦では2回を投げ1安打1失点。3つの三振を奪い、勝敗は付かなかったが復調の兆しを見せるピッチングだった。

 今回も大事なシリーズ初戦のマウンドを託された千賀。大谷だけでなく、ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスなど強力打線を伝家の宝刀”お化けフォーク”で封じ込めるのか。決戦は間もなくだ。

構成●THE DIGEST編集部

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