「世界で最も好調」「欧州、南米以外でベスト?」森保Jを米大手メディアが特集!「2026年W杯で大きな衝撃を与えるかも」

 アジア2次予選と最終予選を合わせ、38得点0失点で9連勝――。森保一監督が率いる日本代表が、北中米ワールドカップ(W杯)出場を懸けた戦いで、猛威を振るっている。

 もはや「アジアで敵なし」に近い状態のなか、米大手メディア『ESPN』が「日本は欧州、南米以外で世界最高のチームなのか?」と題した特集記事を掲載。森保ジャパンを掘り下げ、「2026年W杯で大きな衝撃を与える可能性がある」と分析している。

「過去16か月を振り返ってみると、日本は21試合中19試合で勝利しており、その中には計12得点4失点でカナダ、トルコ、そして最も印象的であるヴォルフスブルクでドイツを撃破した3試合が含まれる。

 昨年出場した選手のうち37人がヨーロッパのクラブでプレーしている。10月のメンバー22人もその中に含まれており、新たなレベルの層の厚さとポジション争いをもたらした」
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 同メディアはまた、「現代のサッカー界では、長期に渡って監督を務めるケースは稀だ」と説明。「森保一のように1つの国で複数のW杯のサイクルを経験する監督は、純粋に注目に値する」ようだ。

「森保はサムライブルーがロシアW杯のラウンド16で敗退後、西野朗監督の後を継いだ。常に順風満帆であったわけではない。2022年W杯の予選中に解任の憂き目に遭う可能性も浮上したが、最終的には突破に導いた。彼は今週の火曜日、2度目のW杯予選でオーストラリアと戦う。アジアだけでなく、おそらく世界のサッカー界で最も好調なチームとして」

 アジアの雄を高く評価する『ESPN』は、「すでに女子W杯の優勝国である日本は、男子の欧州と南米の二強を崩す可能性が最も高い国の1つと長い間考えられている。輩出する才能と、国内のサッカーが成熟し続けている点を見れば、その理由が分かるだろう」とも伝えている。

 なでしこジャパンの栄光から15年後の2026年。森保ジャパンは世界にさらなる衝撃を与えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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