日常使いのスマートウォッチとしても

左から、Body Battery、ストレススコア、睡眠スコア、血中酸素トラッキング、Suica

身体的エネルギーの残量を数値化した〈ガーミン〉独自の機能である「Body Battery」の搭載をはじめ、心拍変動で計算する「ストレススコア」や睡眠の質を100点満点で採点する「睡眠スコア」などで日常生活を数値化できたり、一般的なフィットネスの範囲で利用可能な「血中酸素トラッキング」で血液中に取り込まれた酸素レベルを手首で測定できたりするなど、日々の生活からコンディション作りにまで活用できるヘルスモニタリング機能をいくつも搭載。

もちろん、メールやSNSのメッセージを通知しますし、ストリーミングアプリから保存した音楽を再生することも。アクティビティ以外にも手放せないウォッチです。

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【体験レポート】安心安全なトレランをサポート!

多彩な機能を備えた「エンデューロ 3」ですが、本命であるトレイルランニングのシーンではどれほどの効果を発揮するのでしょうか。そのポテンシャルを探るべく、モノマスター編集長の太田が体験会に参加してきました。今回挑戦するのは、神奈川県にある丹沢大山国定公園の一角、大山をピストン。急勾配の登り下り、岩場もある約25kmの道のりをレポートします。

メンバーとコースをシェアしてスタート!


スタート前に、アップデートされた機能「Garminシェア」を使い、今回の体験会に参加したメンバーとコースを共有します。「Garminシェア」は〈ガーミン〉ユーザー同士で繋がれる機能で、スマートフォンなどとのペアリングをしなくても、アクティビティルートや位置情報、トレーニングプランなどをリアルタイムで共有できます。ウォッチ上からテキストの双方向メッセージが可能な「Garmin Messenger APP」も内蔵し、仲間同士や家で待つ家族などとのコミュニケーションを取ることも可能です。


いざスタート! 心拍数は87。向かう方向が赤い三角形で表示されています。

頂上までの坂をわかりやすく表示


これから登る坂の情報が一目瞭然でわかる新機能「ClimbPro」。1.73kmさきまで145mの獲得標高と表示されています。勾配ごとに色分けされ、4つのうち1つめのクライム(坂)と把握できました。


2つめのクライムに突入。表示されているのは登り坂のエネルギー管理に役立つ非常に重要な情報で、メンタル的にも体力的にも準備ができました。先が分からないと、心が折れてしまうこともありますよね。


こちらはイノシシが掘り起こした跡、と一緒に走ったプロトレイルランナーの石川 弘樹さんが教えてくださいました。野生動物には注意が必要ですが、その気配を感じられるところもまた、トレランの魅力です。


3つめのクライム情報と到達距離が表示されています。


登山道には正しいルートを示すピンクテープが設置されていますが、障害物を把握しようと目線を落としているうちに、うっかり見逃してしまうことも。そんなときでも「エンデューロ 3」がしっかりと導いてくれます。


上部に“クライムなし”という表示が。これ以上登り坂はありませんよ、という情報です。疲れ切ったからだに希望が差し込みます。

トラブルなく登頂! 下りも安全に


ついに山頂へ到着。おにぎりを食べて少し休憩したら下ります。


順調に下る途中、美しい景色を眺めながら休憩。これも街では味わえない、トレランならではの醍醐味です。


設定したコースから外れると「エンデューロ 3」が教えてくれます。これはトレイルランでは本当に重要な機能。これも〈ガーミン〉の正確なGPS情報がなせる技術です。ちなみに、国土地理院承認の日本詳細地形図がプリロードされているからより安心です。


そして、無事にゴール! これだけ使い倒して、まだバッテリー残量は“30d”、つまり残り30日もバッテリーが持つというのだから驚異的ですね。「エンデューロ 3」を着用していたからこそ安心して走りきれました。