「最も勢いある2チーム相手なのに…」ドジャースが樹立したPS史上最長タイ“33イニング連続無失点”に米記者も驚き「メジャーの歴史を作るかも」

 またしても完封勝ちだ。

 現地10月13日、大谷翔平や山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースは、本拠地で行なわれたニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に9対0と大勝。先発ジャック・フラハティが7回無失点と好投、中継ぎも無失点リレーで相手打線を抑え込み、4年ぶりのワールドシリーズ進出に向けて残り3勝とした。

 ポストシーズン3試合連続の完封勝ちを収めたドジャース。投手陣はサンディエゴ・パドレスと対戦した地区シリーズ第3戦の3回から33イニング連続で無失点を継続した。大舞台でこれほどゼロを並べているチームは、1966年ワールドシリーズ第1~4戦でのボルティモア・オリオールズ以来、58年ぶりメジャー史上最長タイ記録である。
  試合後、ドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「ドジャースが月曜の初回でメジャーの歴史を作るかもしれない」とX上で反応。さらにMLB公式サイトのフアン・トリビオ記者は、「またしても今季最高のプレーを見せ始めたドジャースによる支配的なパフォーマンスだ」と称賛を送った。

 また、米アトランタ州の地元紙『Atlanta Journal-Constitution』のジャスティン・トスカーノ記者は、「ドジャースが球界で最も勢いのある2チーム相手に3試合連続完封勝ち。33イニング連続無失点を記録したというのは、ポストシーズンの舞台において常軌を逸しているし、理解しがたい」と驚きを隠せず。その衝撃を伝えている。

 なお、この試合に「1番・DH」で先発出場した大谷は第2打席目に千賀滉大から貴重な右前適時打を放つなど、4打数2安打1打点1四球と活躍。続く第2戦は、日本時間15日午前5時8分に開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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