2024年10月14日、オーストラリア戦の前日練習が終わった後の囲み取材に堂安律が対応。その質疑応答のなかで滅多にないハプニングがあった。
ある場面で、記者複数人の質問の出だしがシンクロしたのだ。その出だし「オーストラリアが…」という“奇跡のシンクロ”を受け、堂安は「凄い、凄い。今のは凄い!!!」と興奮気味に反応した。
この一連の流れを目の当たりにした記者団は大爆笑。その場の空気が一気に和んだ。
そこから落ち着いたタイミングで、堂安が記者に「オーストラリアが何ですか?」と聞き直して囲み取材は再開となった。
同じタイミングで違う質問がぶつかるケースは何度も見てきたが、同じ言葉で、ここまで見事にシンクロした場面に遭遇したのは初めて。堂安が「凄い」と驚きを隠せなかったのも納得できる。
ちなみに、「オーストラリアの印象は?」という質問について堂安はこう返答した。
「困ったらロングボールという逃げ道があるのは僕たちにとっては嫌です。ボールを回させたほうが彼らはあまり上手くないので、(ロングボールを)蹴られるほうが嫌ですね」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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