「番狂わせを期待する者はほとんどいない」W杯予選・日豪戦、海外メディアは森保Jの圧倒的優位を予想!「これまでの敵は尻尾を巻いて…」

 日本代表は10月15日、2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選・第4節で、オーストラリア代表を埼玉スタジアムで迎え撃つ。

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 ここまで同ラウンドで中国(7-0)、バーレーン(5-0)、サウジアラビア(2-0)を撃破し、2次予選から数えて7連勝&28得点・無失点と好調を維持している「サムライブルー」にとっては、8大会連続の本大会出場を実現する上で、大きなヤマとなる一戦である。
  対峙する通称「サッカルーズ」は、ここまで1勝1分け1敗の2位。バーレーンにホームで0-1の敗北を喫し、続くインドネシア戦をスコアレスドローで終えると、監督がグラハム・アーノルドからトニー・ポポビッチに交代となり、初陣となった中国戦では序盤で先制を許すも、3ゴールを奪っての逆転でようやく初勝利を奪うという、厳しい道のりを強いられている。

 このような両国の対照的な歩みから、当然と言うべきか日本有利の見方が大勢を占めており、スポーツ専門チャンネル『ESPN』も「歴史的にも戦績的にも、日本が勝つと予想される対戦だ。オーストラリアは日本で一度も勝利を収めたことがない。彼らは今世紀に入ってからわずか2勝しかしておらず、アジア・サッカー連盟に加盟して以降は、12試合のうち1勝のみ。この一戦で番狂わせが起こると現実的に期待する者はほとんどいない」と綴っている。

 詳しい展望を行なっているメディアでは、英国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』が「これまで日本の前に立ちはだかった敵は皆、尻尾を巻いて去っていった。グループCのライバルたちに比べると、オーストラリアは実力で優れているにもかかわらず、火曜日も日本にとってこれまで同様の展開になるはずだ。アウェーチームは新監督の下で先週初勝利を飾ったものの、まだ足場を固めている最中であり、無敗を誇るホームチームほどの攻撃力はない」として、日本の2-0の勝利を予想した。

 同メディアは、「このラウンドは全10節で行なわれるため、サムライブルーが2026年大会への出場を正式に確定するにはもう少し待たなければならないが、彼らが(予選突破の条件である)グループ上位2位の座を手放すには、ここから大崩れする必要がある」と、本大会行きの可能性は極めて高いことを示している。
  同じアジアのメディアでは、インドの『sportskeeda』は「サムライブルーは、対オーストラリアでは1969年以降はホームで無敗。一方、サッカルーズは中国戦で勝利の軌道に戻った。彼らは今予選のアウェーゲーム5試合のうち4試合に勝利して10ゴールを挙げており、この調子を維持したい。両国ともに先週は快勝したが、日本のホームアドバンテージと今予選における優位性を考えると、ホームチームが勝利するだろう」と予想し、スコアは「2-1」とした。
  同じくインドのスポーツ専門メディア『KHEL NOW』は、日本の3-1での勝利を予想し、「ここまで100%の勝率を維持している日本は、決して気を緩めることはない。それどころか、オーストラリア戦で連勝記録を伸ばすことを楽しみにしているだろう」と展望。ちなみにこの試合のキーマンには、日本では三笘薫、オーストラリアではウィンガーのクレイグ・グッドウィンの名を挙げている。

構成●THE DIGEST編集部
 
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