現地時間10月14日(日本時間15日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズは、プレシーズン4戦目にインディアナ・ペイサーズと敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスで対戦し、120-116で勝利を収めた。
グリズリーズは前の試合を欠場したデズモンド・ベインが復帰も、エースのジャ・モラントと守備職人のマーカス・スマートは引き続き欠場。河村勇輝はこの日も序盤から出場機会を得た。
第1クォーター残り6分に登場した河村は最初の3ポイントはミスしたものの、残り1分36秒にルーク・ケナードのパスを受け、トップ・オブ・ザ・キーから3試合ぶりの3ポイントをヒット。さらに残り38秒にはゴール下へのドライブでディフェンスの目を引き付け、鮮やかなノールックパスでザック・イディーのダンクをアシストした。
第2クォーターは残り4分37秒にコートに立つと、残り2分7秒に左45度付近から、この日2本目となる3ポイントを沈めた。
前半を60-49と2桁リードで終えたグリズリーズは、第3クォーターも試合の主導権を掌握。河村は同クォーター中盤に投入されると、残り5分にゴール下にドライブし、ジェイ・ハフに絶妙なバウンドパスを通し2アシスト目をマーク。
第4クォーターは頭から出場した河村は、開始早々にピック&ロールでマオジーニャ・ペレイラのアリウープダンクを演出し、次のオフェンスでは再び左45度付近から3ポイントを成功。
さらに河村はハフへの連続アシスト(レイアップ&3ポイント)、残り3分にはペレイラの3ポイント、ジェイレン・ウェルズのレイアップを引き出した。
点差を詰められた終盤には貴重なスティールとフリースローを決めた河村は、25分間の出場で10得点、ゲームハイの7アシスト(第4クォーターだけで5アシスト)、1リバウンド、1スティール、3ポイント成功率42.9%(3/7)を記録した。
ここまで河村はプレシーズン4試合で平均16.9分間コートに立ち、平均4.3点、4.8アシスト、0.3リバウンド、0.5スティール、フィールドゴール成功率22.2%(4/18)、3ポイント成功率26.7%(4/15)、フリースロー成功率83.3%(5/6)という成績を残している。
グリズリーズは19日にホームでマイアミ・ヒートと対戦しプレシーズンが終了。レギュラーシーズンの開幕は24日、敵地でのユタ・ジャズ戦となっている。
構成●ダンクシュート編集部
【NBA】河村勇輝が24分間の出場でゲームハイの8アシスト!オフェンスを活性化しチームの逆転勝利に貢献<DUNKSHOOT>
河村勇輝、プレシーズン2戦目は1アシスト。地元ファンの歓声の中シュート4本放つも決められず<DUNKSHOOT>
【NBA】河村勇輝が堂々のプレシーズンデビュー!出場9分間で3P含む5得点、3アシストとゲームを指揮<DUNKSHOOT>