任天堂が10月9日から発売した目覚まし時計「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo(アラーモ)」が爆売れし過ぎて「抽選販売」になってしまった。
同商品は利用者の体の動きに合わせてゲームのBGMや効果音が鳴る目覚まし時計。アラーム音には、ゲーム「スーパーマリオ オデッセイ」や、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「スプラトゥーン3」など5タイトルから7シーンの音が楽しめる。
来年2月中旬以降まで任天堂のオフィシャルストア限定での発売となり、マイニンテンドーストアはNintendo Switch Online加入者限定、実店舗のNintendo TOKYOなどでは10日からの店頭販売となっていたが、瞬く間に売り切れるほどの人気ぶり。あまりにも売れすぎて、現在は冒頭のように「抽選販売」に変更され、マイニンテンドーストアの販売が停止する事態になっている。
任天堂は、「マイニンテンドーストアでの販売方法をNintendo Switch Online加入者を対象とした抽選販売に変更するために準備を行っておりますので、しばらくお待ちください」と説明。「すべてのお客様にご購入いただけない状況となっており、大変申し訳ございません」と謝罪しているが、すぐに入手出来ないことが判明したことで、またもや転売ヤーが出現。メルカリでは希望小売価格1万2980円が、3~4万円を超える高値で転売されており、中には4万5000円で落札されているケースもあった。グッズライターが語る。
「そもそも、いくら任天堂の人気ゲームのBGMが流れるとはいえ、目覚まし時計に約1万3000円はかなり強気の価格。最初からマイニンテンドーストアやNintendo TOKYOでしか販売しないことからみても、マニア向けの商品といっていいでしょう。同社では今後も商品の継続供給を約束しているため、欲しい人に行き渡ったら定価割れする可能性もあります」
任天堂は、2月からは量販店でも購入できるようにすると発表しているので、「どうしても今すぐ欲しい!」というコテコテのマニア以外は、もう少し待ってみたらいいかもしれない。
(ケン高田)