ロウが現地時間14日、ミズーリ州セントルイスで行われ、“ダメージCTRL”イヨ・スカイ&カイリ・セインがWWE女子タッグ王者ビアンカ・べレア&ジェイド・カーギルに挑戦したものの、NXTのラッシュ・レジェンド&ジャカラ・ジャクソンの介入もあって敗戦に終わった。
女子タッグ王座獲りによる再浮上を狙うダメージCTRL。先月16日のロウでイヨが王者・ビアンカとの一騎打ちに快勝し、翌週のロウでは前王者の“アンホーリー・ユニオン”アルバ・ファイア&アイラ・ドーンを撃破。実績を重ね、この日の王座挑戦を迎えた。
序盤からイヨがスピードを駆使してジェイドをかく乱し、ドロップキックを放ったが、王者組の豪快なダブルリフトアップスラムで叩きつけられてしまう。ならばとカイリがブラインドタッチすると、顔面へのダブル低空ドロップキックの連係で対抗。カイリがコーナー最上段からのプランチャでジェイドに突っ込んだ。
イヨもビアンカに左右のアッパー掌底を連発し、その場飛びフットスタンプで追撃したが、スピアーで止められてしまう。ならばとカイリがジェイドにローリングバックブローを叩き込み、スリーパーで絡みついたが、ダイビングボディアタックをキャッチされると変型バックブリーカーの餌食に。高角度パワーボムで叩きつけられた。
イヨのカットが間に合うと、カイリは王者組の合体技を自爆させ、ジェイドを場外に蹴散らした。すかさずイヨがスワンダイブ式ミサイルキックを放ち、カイリはイヨの補助付きでインセインエルボーを投下していく。すかさずイヨがムーンサルトで仕上げを狙ったが、ジェイドがビアンカを場外におろして3カウントを入れさせず。ダメージCTRLは勝機を逸した。
ならばとカイリがエプロンからのダイブ式フランケンを仕掛けたものの、ジェイドがキャッチするとビアンカと二人がかりでバリケードに叩きつけた。それでもイヨがラ・ケブラーダを放ったものの、リングサイドで観戦しているNXTのラッシュ&ジャカラと口論。ラッシュのエルボーを食らったイヨはリングに戻るとビアンカのKODの餌食となって3カウントを聞いた。
満を持して挑戦したイヨ&カイリだったが、介入もあって敗戦。不本意な結果でWWE女子王座を逸してしまった。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。