「本当に彼のクオリティならでは」流れを変えた24歳アタッカーに“ライバル”三笘薫も喝采!「縦の怖さがある」「助けてくれた」

[北中米W杯アジア最終予選]日本 1-1 オーストラリア/10月15日/埼玉スタジアム2002

 日本代表は10月15日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、オーストラリアと埼玉スタジアム2002で対戦。1-1のドローに終わり、連勝が3でストップした。

 58分に不運なオウンゴールを献上し、苦しい展開を強いられたチームを救ったのが、70分から左ウイングバックで投入された中村敬斗だった。

 76分、左サイドから切れ味鋭い突破でボックス内に入り込み、深く抉ってクロス。これが相手DFのオウンゴールを誘発した。
【動画】中村敬斗がキレキレの突破から同点弾を演出!
 中村の投入で左シャドーから左シャドーに回り、このシーンで相手をブロックして突破を助けた三笘は、「もうひとり剥がしてくれるのは本当に彼のクオリティならではだと思う」と、ライバルでもある24歳のアタッカーを称賛した。

「本当に全選手が疲労の中で入ってきた選手ってのは、より縦の怖さがあると思うので、そこを使おうというのはチームとしても空気があったと思います。彼のところでチャンスになっていたので、伊東選手だったり。中村選手のところを使っていくというところはあったと思うので、助けてくれたと思います」

 三笘と中村の同時起用は、状況によって今後も採用されるだろう。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。2選手に7点の高評価。MOMは攻守に躍動したMF
 
【画像】キュートな新ユニ姿を披露!日本代表戦中継に華を添えた影山優佳を特集!