日本代表は10月15日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、オーストラリア代表と埼玉スタジアム2002で対戦。1-1のドローに終わり、今予選の連勝が3でストップした。
58分に谷口彰悟の不運なオウンゴールで先制された森保ジャパンは、76分に左サイドを抉った中村敬斗のクロスがオウンゴールを誘発して1点を返したものの、勝ち越し点を奪えなかった。
この結果は、韓国メディアに驚きを与えたようだ。『スポーツ朝鮮』は「それまでの日本は、アジアではまさに無敵の破壊力を見せていた」と伝えている。
「日本は最終予選で3勝し、すでに9ポイントでリードを固めていた。中国を7-0、バーレーンを5-0、サウジアラビアを2-0で破った。3試合で14得点・無失点と『アジアの暴れん坊』だった」
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同メディアは「アジアカップ敗退後から数えれば、ワールドカップ予選7連勝、28得点(北朝鮮に3-0で不戦勝した試合を含む)、無失点と“脱アジア”レベルのパフォーマンスだった」とし、こう続けている。
「日本はこの日、2月3日のアジアカップ準々決勝でイランに1-2で敗れて以来、255日ぶりに失点した。同時に、255日ぶりに勝利を逃したのだ」
記事は「オーストラリアは典型的な5-2-3フォーメーションで対峙。守備に重点を置き、あからさまに1ポイントを狙った。日本はオーストラリアの密集した守備を破ることができなかった。(オーストラリアは)シュート1本、枠内シュート0本で1点を奪うという極めて実践的なサッカーに成功した。両チームの得点はともにオウンゴールだった」と綴っている。
破竹の勢いだった日本がホームで引き分けたのは、やはり意外だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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