「ウネリがようやくノースショアにやってきた!」ハワイ出身人気サーファーが世界最高峰の波パイプラインの季節到来に感嘆「夢の中を生きてる感じだった」

 近年サーフィン界の人気ユーチューバーとして全世界のサーフィンファンを魅了し、128万人の登録者数を誇る、フリーサーファーのジェイミー・オブライエン(通称:JOB)が自身のYouTubeを更新。ハワイ・オアフ島のノースショアにある伝説的なサーフスポット「パイプライン」の季節のはじまりを歓迎する動画を公開した。

 ハワイ出身で、ノースショアのパイプラインの前で生まれ育ったJOBは、同ポイントで1971年から続く「パイプ・マスターズ」(今季開催となれば53年の歴史)で2004年に優勝した経験を持つなど、実力も兼ね備えたフリーサーファーであり、エンターテイナーだ。
【動画】ハワイ出身のフリーサーファーJOBが公開したパイプラインでのライディングをチェック!

 そんなJOBが10月15日、冬にシーズンを迎えるパイプラインで仲間たちと滑走する動画を自身のYouTubeに公開。冒頭、ポイント前に鎮座する建物から波をチェックするJOBが「ウネリがようやくノースショアにやってきた。もう冬だなんて….」と話し、また波について「北西の風がまだ少し入っていて…。でも、少し良くなったので時々いい波が来る」と説明した。
  その後、JOBはチューブライディングなど、圧巻のライディングを披露。「バレル 1 回(波が巻き上げて筒状になった状態)、ワイプアウト 2 回(意図せず波から外れること)、背中がぐしゃぐしゃになっちゃった。ちょっとトリッピーなセッションでした」とこの日のライディングを振り返り、また「冬の初めのパイプラインはこうなる。ウォーミングアップみたいなもの」と話した。

 さらに同氏は「リーフに何度かぶつかった…。背中が痛くて、痛くて。だけど、ここはそれでも大好き。冬の始まりとしてはいい感じだった。生きてる感じ、夢の中を生きてる感じだった」と語り、この日ワイプアウトし、軽傷を負ったが、パイプライン愛好家のJOBは身体で感じた同ポイントのエネルギーに幸福感を感じていた。

構成●THE DIGEST編集部

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