棚橋弘至の引退表明の裏で…ノア元旦武道館にWWEから中邑真輔が2年ぶりに参戦決定!「俺の目の前に立つのはどいつだ? 滾ろうぜ。イヤァオ!」

 プロレスリング・ノアは『STAR NAVIGATION PREMIUM~AKITOSHI SAITO RIDGE ROAD LAST KORAKUEN~』10.14東京・後楽園ホール大会を開催した。

【画像】新社長に就任した棚橋弘至が王者・ザックを見事撃破!|ベルク Presents WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム 第5試合終了後の休憩明けにABEMAプロレスアンバサダーでWWEのホール・オブ・フェイマー(殿堂入り)でもある武藤敬司が登場すると「元日のノア武道館にある大物レスラーの参戦が決定しました! それはこれだ!」と言うと、場内ビジョンにWWEスーパースター中邑真輔の姿が映し出され、中邑は「ノア、久しぶりだな。あの奇跡の一戦から再びWWE・SHINSUKE NAKAMURAが元日の日本武道館に戻ってくる。NOAHのリングで俺の目の前に立つのはどいつだ? 滾ろうぜ。イヤァオ!」とビデオメッセージ。

 場内が騒つく中、武藤が「対戦相手は…カモーン!」と呼び込むと、テーマ曲とともに佐々木憂流迦が登場。憂流迦は2023年元旦に開催されたノア日本武道館大会で、グレート・ムタと中邑のスペシャルシングルマッチに衝撃を受けてプロレス転向を決断した経緯がある。この試合はプロレス大賞年間ベストバウトを獲得するなど、前代未聞の異次元対決として世界的にも話題となっている。武藤は「憂流迦、お前あの、昨年の1月1日のSHINSUKE NAKAMURAとグレート・ムタの試合を観て、感銘を受けてプロレスラーになったんだよな?「今度はお前が闘って皆さんに夢をみさせてやってくれよ」とエール。格闘家としてUFCやRIZINにも参戦した憂流迦なだけに、中邑の格闘技色を引き出す試合になるかもしれない。

 憂流迦は「武藤さんが言ってくれたとおり、2023年1月1日、日本武道館、グレート・ムタ対中邑真輔…あの試合を観て俺はプロレスに心が動きました。翌年、1月2日、有明アリーナからプロレスのリングに立ち、そして今、武藤さんに呼ばれて、中邑真輔対佐々木憂流迦が決まりました。2025年1月1日、日本武道館。あの日から2年越し、同じ日、そして同じ場所で、心動いた中邑真輔と闘うことができます。怖いほどプロレス感じてますよ。偶然か? 必然か? 夢か? 現実か? その答え合わせは、元旦の日本武道館で!」と意気込みを語った。

 この試合はWWE関係者も映像をチェックするのは間違いなく、プロレスラー佐々木憂流迦を世界にアピールする大チャンスなだけに、自身の夢の枠の中だけで満足せず、爪痕を残すような闘いを期待したい。今春から友好関係を構築しているノアとWWEだが、2025年もこの関係は継続することになりそうだ。

 中邑に関しては2026年1月4日に引退すると発表したライバル棚橋弘至への言及も注目される。

文⚫︎どら増田
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