ユベントスのMFポール・ポグバが10月16日、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで自身の今後について語った。
ポグバは、昨シーズンのセリエA第1節ウディネーゼ戦(23年8月20日)後のドーピング検査で陽性反応となり、今年の2月29日にイタリアの反ドーピング機構から4年間の公式戦出場停止処分が下った。
しかし、この決定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴。先日、出場停止処分が18か月に軽減されることが決定し、来年3月からプレーができる見通しとなっている。
クラブは双方合意による契約解除を検討しているとの報道が出ているが、ポグバは「ユベントスでプレーすることだけに集中している。私は現在、ユーベの選手で、頭にあるのはそれだけだ」とコメントした。
さらに「お金を放棄する覚悟はできている。それでも戻りたい」と年棒カットを受け入れてでも、ユベントスに残留する意向を示した。
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監督のチアゴ・モッタは31歳のフランス人が構想外であると示唆しているが、ポグバは「彼と話をすることはできていないが、その瞬間は来るだろう。僕はピッチ上で話し、プレーで表現するし、監督は自分の目で見たものに基づいて判断するだろう」と指揮官を説得する自信をのぞかせた。
そのポテンシャルを発揮できれば、王座奪還を目指すユーベの大きな戦力になる可能性はあるが、ここ数シーズンはほとんど結果を残せていないのも事実。モッタ監督の決断に注目だ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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