【全日本】“ムービースター"宮原が『八犬伝』公開記念マッチで北斗粉砕 「全日本&八犬伝最高」締め

『旗揚げ記念シリーズ2024』新木場1stRING(2024年10月17日)
映画『八犬伝』公開記念スペシャル8人タッグマッチ ○宮原健斗&斉藤ジュン&本田竜輝&サイラスvsデイビーボーイ・スミスJr.&斉藤レイ&綾部蓮&大森北斗×

 “ムービースター”宮原が『八犬伝』黄海圏スペシャルマッチに快勝「全日本&八犬伝、最高」で締めた。

 映画『八犬伝』は役所広司主演作品で、10月25日より全国で公開される。宮原も出演している映画の公開を記念したスペシャル8人タッグマッチがこの日のメインに組まれた。『八犬伝』の“虚”の世界と、『八犬伝』を生み出した滝沢馬琴の実話“実”が交錯する映画の世界観にちなみ、普段は見る機会の少ないパートナーが実現。山林房六役を演じる宮原率いる“虚”チームと、スミス率いる“実”チームが激突した。

 『八犬伝』のマスコットキャラクター・八房(やつふさ)のぬいぐるみを手に出陣した宮原は序盤、パートナーのスミスと対峙。一進一退の先手争いでしのぎを削った。

 終盤には北斗にRKOなどで攻め立てられたが、北斗が呼びかけた合体攻撃をスミスとレイが拒んだことで流れが変わった。「1人で勝つわ」と宣言した北斗がフロッグスプラッシュを狙ってコーナーに上がると、スミス、レイ、綾部が仁王立ちして飛べず。宮原がサイラスの串刺しボディアタックを北斗に誤爆させると、本田がラリアット、ジュンがチョークスラムで援護射撃。すかさずシャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させた宮原がピンフォール勝ちを決めた。

 宮原が『八犬伝』公開記念マッチを制した。試合後の最高マイクで宮原は八房のぬいぐるみを手に「プロレスファンよ、健斗、健斗と気安く呼ぶんじゃねえよ。おい、プロレスファン。俺を誰だと思ってんだ?」と問いかけると、場内は「ムービースター!」の叫びで返答。最高男は「そう、ムービースターだ。プロレスファンの皆様、10月25日から映画『八犬伝』が公開スタートとなります。この私、宮原健斗、主役で出ております。なので皆様、絶対に映画館で映画『八犬伝』ご覧ください」と?し、最後は「全日本プロレス、並びに10月25日公開の映画『八犬伝』最高ですかぁ!?」の叫びから、「全日本プロレス、並びに『八犬伝』…最高」と締めった。

 バックステージでも宮原は「プロレスファンよ、俺を気安く『健斗』と呼ぶのはもう金輪際やめてくれ。ムービースターだからな」と強調。10・29帯広大会では井上凌との福岡出身タッグでのアジアタッグ挑戦も決まり、「我々全日本プロレスは10月22日東京・後楽園ホールを皮切りに北海道に飛ぶ。そう、10月29日十勝では、井上凌とのバリバリ最高伝説がアジアタッグに挑戦する。北海道のプロレスファンよ。スーパースター並びにムービースターが北海道に来るぞ」と北の大地上陸を見据えた。